ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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韓国内の映画 Daumの人気順位 と 週末の興行成績[6月14日(金)~16日(日)]

2013-06-17 16:48:40 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
 本記事、つまり毎週の韓国映画情報は、基本的に火曜日の夜更新しています。情報源はKOFIC(韓国映画振興委員会)で、月曜には新データが出るのですが、その後数字が多少変化したりするので火曜の夕方まて待って記事をアップすることにしています。

 ところが今回は個人的な事情で、って今日17日(月)の夜の便で仲間と韓国に行ってしまう(5泊6日)ので、当方としては少し変則的ですが1日早く記事をアップします。後日数字や順位等に変更があれば追って訂正することにします。

 先週1週間は映画は全然観ずじまいで、今回の韓国行きも映画鑑賞の予定はないので、しばらく観られない日々が続きますが、今週末から7月にかけてドカッと観るつもりの映画があるからなー・・・。

 旅行中のブログ記事の更新は、現地の宿泊先(未定)の環境によりますが、またネタばかりはどんどん増えていく一方、アウトプット(記事作成)が追いつかないという懸念が・・・。これは現実のものとなるな、間違いなく。

           ★★★ Daumの人気順位(6月17日現在上映中映画) ★★★

【ネチズンによる順位】

①道の上で(韓国)  9.5(34)
②踊る森(韓国)  9.4(26)
③レオン 9.4(599)
④ザ・クルーズ  9.2(286)
⑤フェニックス~約束の歌~(韓国)  9.1(238)
⑥チスル – 終わらない歳月 2(韓国)  9.1(548)
⑦カルテット!人生のオペラハウス  9.1(39)
⑧風声  9.0(194)
⑨ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア  9.0(170)
⑩ポピュレール  9.0(36)

 ⑧「風声」だけが新登場です。中国建国60周年だった2009年10月1日の国慶節に封切られた抗日スパイ映画。1942年、日本軍や対日協力の汪兆銘政権の要人が襲われる抗日テロが続発。どうも日本軍の特務機関内部情報が洩れているらしい、ということでスパイのあぶり出しが始まる、・・・というミステリー仕立ての作品で、内容を考えて日本での公開はないままですが、観た人の感想(→コチラとか→コチラ)を読むとおもしろそう。なんとなく、この頃韓国での中国映画の公開が目につくような感じですが(?)韓中接近と関係ある? それもなんで今4年前の抗日映画で・・・。(反日をあおるような内容ではないとのことです。)  タイトルは「うわさ」という意味。韓国題は「바람의 소리(風の声)」です。

【専門家による順位】

①チスル – 終わらない歳月 2(韓国)  9.0(5)
②愛、アムール  8.7(7)
③スター・トレック イントゥ・ダークネス  7.8(6)
④ビフォア・ミッドナイト  7.7(4)
⑤アイアンマン3  7.5(6)
⑥天使の分け前  7.5(4)
⑦ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(日本)  7.5(2)
⑧ザ・クルーズ  7.3(3)
⑨君と歩く世界  7.2(5)
⑩SHAME -シェイム-  7.0(5)

 先週と順位も評点もすべて同じです。

         ★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[6月14日(金)~16日(日)] ★★★

         「隠密に偉大に」と「マン・オブ・スティール」の2作品に観客集中!

【全体】

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(1)・・隠密に偉大に(韓国) ・・・・・・・・・6/05・・・・・・・・・・・・1,053,987・・・・・・・・・5,267,935 ・・・・・・・37,005 ・・・・・・925
2(新)・・マン・オブ・スティール・・・・・・・・6/13・・・・・・・・・・・・1,025,794・・・・・・・・・1,205,690 ・・・・・・・・9,656・・・・・・・998
3(2)・・スター・トレック・・・・・・・・・・・・・・・5/30・・・・・・・・・・・・・・・97,185・・・・・・・・・1,467,272 ・・・・・・・12,006・・・・・・・308
       イントゥ・ダークネス
4(3)・・怖い話 2(韓国) ・・・・・・・・・・・・・・6/05 ・・・・・・・・・・・・・・62,485 ・・・・・・・・・・465,683・・・・・・・・・3,189 ・・・・・・281
5(6)・・ザ・クルーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・5/16・・・・・・・・・・・・・・・44,976 ・・・・・・・・・・870,163 ・・・・・・・・6,077・・・・・・・225
6(4)・・ワイルド・スピード EURO MISSION・・5/22 ・・・・・・・・・・21,323・・・・・・・・・1,774,069・・・・・・・・13,091 ・・・・・・121
7(6)・・エンド・オブ・ホワイトハウス・・・6/05・・・・・・・・・・・・・・・・11,290 ・・・・・・・・・・161,751 ・・・・・・・・1,148・・・・・・・・86
8(12)・・ビフォア・ミッドナイト・・・・・・・・・5/22・・・・・・・・・・・・・・・・9,014・・・・・・・・・・・163,436・・・・・・・・・1,196・・・・・・・・41
9(9)・・華麗なるギャツビー ・・・・・・・・・・5/16 ・・・・・・・・・・・・・・・8,126 ・・・・・・・・・1,418,941 ・・・・・・・10,393・・・・・・・・47
10(新)・・劇場版イナズマイレブンGO・・6/05 ・・・・・・・・・・・・・・・5,465・・・・・・・・・・・・36,269 ・・・・・・・・・・239・・・・・・・・67
        vs ダンボール戦機W(日本)
       ※KOFIC(韓国映画振興委員会)による。順位の( )は前週の順位。累積収入の単位は100万ウォン。

 「隠密に偉大に」がもう500万人の大台突破ですが、これに新作スーパーマン映画「マン・オブ・スティール」が肉薄。ともに週末100万人以上動員で、3位以下と2ケタ違います。8位以下は1万人にも満たず、完全にこの2作品に食われた感じ。
 今回の新登場は、その2位「マン・オブ・スティール」だけです。故郷クリプトン星を後にし、地球で育ったスーパーマンが強大な敵に立ち向かう、というスーパーマンの新たな姿が描かれるとのことです。日本では8月30日公開ということで、すでに諸情報が流されています。韓国題は「맨 오브 스틸」。

【多様性映画】

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・公開日・・・・・・週末観客動員数・・・・累計観客動員数・・・・累積収入・・・上映館数
1(2)・・マイ・ラティマ(韓国) ・・・・・・・・・・・・・6/06 ・・・・・・・・・・・・1,476・・・・・・・・・・・・・・・・5,781 ・・・・・・・・・・・39・・・・・・・・・・29
2(3)・・道の上で(韓国)・・・・・・・・・・・・・・・・・5/23 ・・・・・・・・・・・・1,411・・・・・・・・・・・・・・・12,202・・・・・・・・・・・88・・・・・・・・・・12
3(9)・・エブリデイ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6/13 ・・・・・・・・・・・・1,398・・・・・・・・・・・・・・・・2,883・・・・・・・・・・・20・・・・・・・・・・16
4(新)・・マリー・クロイヤー ・・・・・・・・・・・・・・6/13 ・・・・・・・・・・・・1,351・・・・・・・・・・・・・・・・2,433・・・・・・・・・・・17・・・・・・・・・・14
5(1)・・シェフ!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5/30・・・・・・・・・・・・・・725・・・・・・・・・・・・・・・・8,623・・・・・・・・・・・62・・・・・・・・・・18
      〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜

 このランキングの数字の確定日時が依然わからず、今回も前週との矛盾がありますが・・・。
 で、本記事としての新登場は、1位・3位・4位の3作品です。
 1位「マイ・ラティマ」は俳優ユ・ジテの、監督として初の長編で、昨年の釜山国際映画祭でも上映された作品です。作品。家族も職も金もなく世間に見捨てられた男(ペ・スビン)と、違法滞在のタイ人の女性労働者(パク・チス)が絶望の果てに遭遇した物語、だそうです。ネチズンの評点も現時点で8.5とまず好評。タイトルのマイ・ラティマは、その女性の名前です。原題は「마이 라띠마」。
 3位「エブリデイ」は、イギリスのマイケル・ウィンターボトム監督の作品。ママと子どもたちが毎日早起きするのは、刑務所に収監されている父親に面会に行くため。バスや電車を乗り継いて刑務所に行って「パパ、好きだよ」と言い、帰ってからママはパブで働き、子どもたちは学校へ。そんなエブリデイが5年に及ぶ・・・、って、この筋書きだけでも泣けてきます。予告編(英語)を見ると、もっと泣けてきます、うるうる・・・。韓国題は「에브리데이」。日本公開は未定。(たぶん)
 4位「マリー・クロイヤー」は、デンマークのビレ・アウグスト監督(「ペレ」「愛と聖霊の家」「マンデラの名もなき看守」等)の作品で、これも釜山国際映画祭2012で上映されました。画家同士のマリー・クロイヤー(1867-1940)とペーダ・セヴェリン・クロイヤーの結婚生活は当初は順調でしたが、やがて芸術への執着により乱暴になっていく夫のためにマリーは不安に苛まれるになります。そして休息のために旅に出たマリーは、スウェーデン人のミュージシャンと出会い、自らの幸せのために危険な愛を選択します・・・。韓国題は「마리 크뢰이어」。マリ・クロェイオ。ハングルではこう書くんですね。日本公開は未定。(たぶん)
コメント
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