11月28日の記事<韓国のTV番組 週間視聴率ベスト20>で20の番組を紹介した中にKBS1の「韓国人の食卓(한국인의밥상)」がありましたが、これについて前川健一さんから「これほど格調の高い食文化番組は日本にはないというほど、いい。すばらしい」という推奨のコメントをいただきました。
実は私ヌルボ、この番組を見たことがなかったので、KBSのサイトの番組表で木曜午後7時30分~8時25分放映されていることを知り、先週8日(木)見てみました。(スカパーでは金曜5:00~06:00と日曜7:00~7:55にやっているようですが、私ヌルボは見られないので・・・。)
手順は、今年3月18日の記事<韓国&日本のテレビ・ラジオをインターネットで視聴するには・・・>で書いたように、
<KBS Able>の画面で<1TV>をクリックするだけという手っ取り早い方法です。
「韓国人の食卓」のその回のテーマは「浦項のサンマ(꽁치)のクァメギ(과메기.干物)」でした。たしかにとても興味深い内容で、サンマのクァメギのほかにも、マンボウ(개복치.ケボクチ)の料理や、モリククスという魚介類入りのうどんが紹介されていました。が、それら料理の説明だけでなく、それらがいかに地元の人に親しまれてきたかというようなことや、街のようす(日本の神社があった所等)なども映されていて、番組の構成に深みがある点がいいですね。
もっと前から見ておけばよかった、と思いました。
※大きな難点は、当然字幕なしの韓国語放送ということ。まあ韓国語学習者の皆さんにはぜひおすすめ!ですけど・・・。
【浦項を訪ねたチェ・ブラム氏。背後の海に突き出ているのは2000年にミレニアムを記念して建てられた有名な(?)相生の手。】
・・・ここでヌルボ、前に放映された回が見られることに気づきました。知ってはいたのですが、ほとんど活用することがなかった方法です。
①まず、KBSのHPを開きます。
あ、最初に画面右上の로그인(ログイン)を済ませる必要があります。後でもいいのですけど。最初の手続きが少し面倒ですが、韓国語が苦手な方は英語表示もあります。ただしLanguageの窓でJapaneseを選ぶと<KBS WORLD>の画面にとんでしまうのでダメ。
【KBSのURLは、http://www.kbs.co.kr/。】
②画面左上の<펀생표(編成表)>をクリックします。左横の<생방송(生放送)>をクリックしても同じですけど。
【下方にべろんちょとテレビ&ラジオの選択肢が出てきます。】
③<펀생표(編成表)>の1TVをクリックします。(もちろん2TVの番組が見たければ2TVです。)
【その日の番組表が現われます。上にカレンダーが表示されます。】
④上のカレンダーで、見たい日付をクリックします。ただし2週間以内に限ります。(←これがいささか残念なところ。)
【番組名の右端にテレビのマークがあれば再生可能ということ。1つでも2つでもOK。】
⑤目当ての番組の右の方にあるTVの絵をクリックします。画面部分に赤い色がついているの(左)とついていないの(右)が2つ並んでいる場合は、後者の方が全画面で見られるのでいいと思います。
【こんな小さな画面(100%)で出てきますが、下のボタンで倍の200%やFULL(全画面表示)も選べます。】
【全画面表示だと、こんな感じ。画面が粗くなるのが残念ですが・・・・。】
・・・ということで、いかがでしょうか? KBSテレビはいろいろおもしろそうな番組があります。とくに韓国語学習者の皆さん、楽しみながら聴き取りの練習にもなって一挙両得ですよ。
【今年8月29日の記事で紹介した韓国版「なんでも鑑定団」の「珍品名品」はKBS1TVで日曜午前11~12時放映。】
実は私ヌルボ、この番組を見たことがなかったので、KBSのサイトの番組表で木曜午後7時30分~8時25分放映されていることを知り、先週8日(木)見てみました。(スカパーでは金曜5:00~06:00と日曜7:00~7:55にやっているようですが、私ヌルボは見られないので・・・。)
手順は、今年3月18日の記事<韓国&日本のテレビ・ラジオをインターネットで視聴するには・・・>で書いたように、
<KBS Able>の画面で<1TV>をクリックするだけという手っ取り早い方法です。
「韓国人の食卓」のその回のテーマは「浦項のサンマ(꽁치)のクァメギ(과메기.干物)」でした。たしかにとても興味深い内容で、サンマのクァメギのほかにも、マンボウ(개복치.ケボクチ)の料理や、モリククスという魚介類入りのうどんが紹介されていました。が、それら料理の説明だけでなく、それらがいかに地元の人に親しまれてきたかというようなことや、街のようす(日本の神社があった所等)なども映されていて、番組の構成に深みがある点がいいですね。
もっと前から見ておけばよかった、と思いました。
※大きな難点は、当然字幕なしの韓国語放送ということ。まあ韓国語学習者の皆さんにはぜひおすすめ!ですけど・・・。
【浦項を訪ねたチェ・ブラム氏。背後の海に突き出ているのは2000年にミレニアムを記念して建てられた有名な(?)相生の手。】
・・・ここでヌルボ、前に放映された回が見られることに気づきました。知ってはいたのですが、ほとんど活用することがなかった方法です。
①まず、KBSのHPを開きます。
あ、最初に画面右上の로그인(ログイン)を済ませる必要があります。後でもいいのですけど。最初の手続きが少し面倒ですが、韓国語が苦手な方は英語表示もあります。ただしLanguageの窓でJapaneseを選ぶと<KBS WORLD>の画面にとんでしまうのでダメ。
【KBSのURLは、http://www.kbs.co.kr/。】
②画面左上の<펀생표(編成表)>をクリックします。左横の<생방송(生放送)>をクリックしても同じですけど。
【下方にべろんちょとテレビ&ラジオの選択肢が出てきます。】
③<펀생표(編成表)>の1TVをクリックします。(もちろん2TVの番組が見たければ2TVです。)
【その日の番組表が現われます。上にカレンダーが表示されます。】
④上のカレンダーで、見たい日付をクリックします。ただし2週間以内に限ります。(←これがいささか残念なところ。)
【番組名の右端にテレビのマークがあれば再生可能ということ。1つでも2つでもOK。】
⑤目当ての番組の右の方にあるTVの絵をクリックします。画面部分に赤い色がついているの(左)とついていないの(右)が2つ並んでいる場合は、後者の方が全画面で見られるのでいいと思います。
【こんな小さな画面(100%)で出てきますが、下のボタンで倍の200%やFULL(全画面表示)も選べます。】
【全画面表示だと、こんな感じ。画面が粗くなるのが残念ですが・・・・。】
・・・ということで、いかがでしょうか? KBSテレビはいろいろおもしろそうな番組があります。とくに韓国語学習者の皆さん、楽しみながら聴き取りの練習にもなって一挙両得ですよ。
【今年8月29日の記事で紹介した韓国版「なんでも鑑定団」の「珍品名品」はKBS1TVで日曜午前11~12時放映。】
こうした韓国の食文化番組の2本柱は、栄養と国際化です。この食材はいかに体にいいかといった話題は、日本のテレビ番組でもおなじみ。国際化というのは、韓国料理をいかにすれば外国人が喜んで食べるようになるかという問題に対する答えを探しています。簡単にいえば、どうすれば韓国料理は日本料理のように、世界で評判になれるか、ですね。
栄養とか健康とかに関心が向かうのは、やはりそれだけ食文化が豊かになってきたということでしょうか。
国際化については、以前<ビビンバの世界化は可能?>と題して記事を書いたことがあります。→
http://blog.goo.ne.jp/dalpaengi/e/9e07de84d3232d21758e06c76637a1c7
ウィキペディアの「韓食の世界化」の項目にも詳しく記されているように、韓国政府や業界等もいろんな取り組みをやっているようですね。現時点での評価はどんなものなのでしょうか?
※単に韓国料理自体の味だけではなく、他の要素が当然いろいろからんでいると思われます。日本在住のタイ人が増えてタイ料理店ができ、日本人にもタイ料理が認知されてきた、というような・・・。
同様に、外国人が日本茶を飲むようになると想像していた茶の専門家もほとんどいません。日本人がペットボトル入りの冷たいお茶を飲むなどと想像した人も、ほとんどいません。「生魚も冷えた飯も決して食べない」はずの中国人が、日本に来てすしを食べるのを楽しみにしている時代になりました。中国人も、コンビニのお握りを食べています。つまり、現実は、予想や想像を超えているのです。
だから、韓国料理がこの先どういう方向に動いていくのか、確かなことはだれにも想像できないのです。日本のおばさんが「サムギョプサルやトッポギが好き」なんて言うようになるなんて、10年前に誰が予想しましたか。
興味深いのは、外国のある食べ物を受け入れるのは簡単でも、食べ方というのはなかなか伝わらないのです。日本人は、インド料理を食べるときに手を使うわけではありません。ナイフとフォークをうまく使えない日本人は、いまでもいくらでもいます。だから、ビビンパそのものは普及していっても、食べ方も外国人が韓国式になるかというと、大いに疑問です。
ついでに、もうひとつコメントしておくと、かつてアメリカでは「コーリアン・バーベキュー」というものを流行らせようとしましたが(これはプルコギです)、結局は日本の「焼肉」の方がポピュラーになっているようですね。甘い甘い肉は受けなかったようです。韓国でも、焼肉のシステムは日本からの輸入ですし。
こういう話を始めるときりがないので、いつか自分のブログで長めの話を書きましょう。
たしかに、日本人の食生活をとってみても、この数十年でずいぶん変わってきましたね。1960年代半ばにはまだウーロン茶もフライドチキンもピザもなかったし、キムチやピビンパという言葉も全然一般的ではなかったし・・・。
それらがその後普及していった経緯を考えると、業者等による意識的な戦略もあれば、はからずして広まっていったようなものもありそうだし、とてもフクザツそうで、それだけで1冊の(orそれ以上の)本になりそうな感じですね。
韓国でも、最近はカレーの専門店ができたり、日本風のトンカツ店、マグロの専門店も目につくようになり、家庭料理も相当に変わってきているのではないかと思われます。