ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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当面の投稿予定記事、というか、単なるメモのはずが、 開城工団関係の小説を読み始めて・・・(3/21)

2014-03-21 23:50:50 | お知らせ、その他いろいろ
 今こんな記事に取り組んでますよという予告も兼ねて、自分のメモをアップしておきます。
 適宜更新して、前のものは抹消していきます。
 ・・・というのがこの記事の趣旨ではあります、が・・・。

 今日3月21日。
 図書館でたまたま韓国の総合誌「新東亜 3月号」を流し読みしていたら、「려명(黎明)」というイ・ウォンホの小説の連載が始まっています。
 「안보연애소설(安保恋愛小説)」と銘打たれたこの小説は、ちょうど下記の記事予定①の開城工団関係を舞台にした韓国人男性社員と北朝鮮女性従業員という、いわゆる<南男北女>のラブロマンスのようです。これを書くために、イ・ウォンホは何度も現地に足を運んだそうです。大衆小説らしいテンポのいい文章なのでスイスイ読める感じ、かな?
 あ、タイトルの「黎明」が여명(ヨミョン)でなく려명(リョミョン)になっているのも北朝鮮風ですね。

 1週間ほど前のニュース(→コチラ参照)で、アメリカ側から「開城工団の労働者たちが1ヵ月に受け取る実質賃金はわずか2ドル(約206円)」とする指摘が出たことが伝えられました。
 アメリカは、以前から開城工団のあり方(or存在自体)に対して否定的で、これもその延長です。(つまり、権利も保障されていない労働者を使って、人件費を不当に低く抑えているということでしょう。)
 一方で、韓国内では賛否両論あります。
 私ヌルボとしては、5万人以上が働いているという工団の実情や韓国世論等々についてもう少し調べてから考えて書いてみようというのが予定記事①の企画意図だったのですが、この小説をもう少し読み進めてから取りかかることにしようかな? いや、それとも、とまた思案しているうちに日にちばかり過ぎていきそう・・・。

※イ・ウォンホの小説は文学的というより通俗的で、数多くの作品中『千年恨、対馬』はいくつかの日本ブログで紹介されています。(→参考。)

 さて、上とは別になんだかいろいろネットサーフィンしている中、日韓間の慰安婦問題とナショナリズムの関わりについての記事に行き当たってついつい読みふけってしまいました。結局その関連記事が次の記事になりそうです。
 下記の予定記事にいつになったら取り組むのか、自分でもわかりません。

①開城工団は肯定すべきか? 否定すべきか?
 「開城工団労働者の給与、実質賃金は2ドル」という報道をめぐって

②映画「北朝鮮強制収容所に生まれて」の感想 
 <職務上の虐待&虐殺(?)>はどこまで追及されるべきか?

③韓国文化院・講演会「海峡をつなぐ陶匠400年の旅-李参平と沈当吉(沈壽官家初代)をめぐって」の感想

④[韓国の<聖地>上海 ④] そもそも、大韓民国の建国はいつなのか?

※以下は不確定

⑤ネコを極度に恐れた19世紀の朝鮮人 気絶した事例も

⑥宗廟のお年寄り事情 なんだ!?「バッカスアジュマ」というのは?

⑦張成沢の画像抹消について

⑧脱北者の手記の翻訳

⑨韓国のベビーブーマー「1958年戌年生まれ」のこと
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