入院から25日目の退院の日が、今日でした。
どんなお天気だっていいんです。
携帯でブログ更新ができるように、今まで使えなかった(通信料が怖いから使わない)設定だったのを変更し、少しは投稿しようと、料金プランを見直して、備えていったつもりだったのに、悲しいかなメカオンチには猫に小判、豚に真珠、まったく使えませんでした。
入院したのは人工股関節置換手術を受けたからです。3週間弱の予定でしたが、もう少し居座ろうと日延べしてもらい、25日間となったのです。
今の30才台から年下の世代には稀有な病気となっている変形性股関節症は、その昔、よくある症状でした。
なぜ減ったか?
ひとえに新生児誕生時の環境の改善の賜物と私は思っています。
30年くらい前から新聞にそういう記事が掲載されていました。私はその記事を全面的に信じ、支持しています、頑なに。
住宅環境の整わない、また産院での出産が少なかったころの昔々のお話です。
新聞の記事によると、新生児は出産直後から1週間で、人生で一番成長率が大きい時期と言うのです。まだまだ未熟な人間の赤ちゃんは、窮屈な子宮からハレて肺呼吸する人間になったのです。
解放され、成長できる環境に身を置けるようになったのもつかぬ間、その昔の寒い季節に生を受けた私たちは、保温第一に、親や産婆さんが対処してくれたのです。
先天性関節不全とか亜脱臼とか言われ続けてきましたが、決して先天性ではなかったと言う事です。
ここ何十年、新生児は必ず保育器に24時間、オシメひとつで、温度も酸素濃度も調整された中で過ごします。まるで甲羅を裏返しされた亀のように、手足をばたつかせています。
この過程があるから関節、特に股関節が成長するというのです。もちろん体躯全体も急激に成長し良い結果をもたらすという。
主治医からはそんな話は聞いたことがありません。あえて言う必要もない事からでしょうが、私は同室の人3人に”何月生まれ?”と聞きました。
3人とも1月生まれ!私2月! やっぱりね・・他の人にとことん聞き質すことは止めました。聞いたからって、今更どうしようもないことですから。
医療の進歩に感謝してやみません。あれだけ拒んでいた手術を受けて、歩き始めて2週間くらいです。痛みが無い、全然今までと違う動作ができるような、実際一部できるし、ああ楽になったというのが実感です。
さあこれで今まで行きたくても行けなかったところにいくぞうぉー(^◇^)