好きなことにぞっこん

花に癒され、永井龍雲の歌声に癒されています

連休最終の日

2021-05-05 20:16:08 | 日記

雨。

今日なさなばならぬことは何にもない。夫の洗濯物の交換は昨日たっぷり済ませた。

緊急事態宣言突入前日、明日から閉鎖する図書館に駆け込み借りてきた。普通2週間の返却期間が、緊急事態宣言解除後3週間後が期限という。よーし、たっぷりある。

好きなジャンルの紀行文ばかりに目がいく。ましてコロナ禍の今、どこにも行っちゃダメといわれれば尚更つのる思い。せめて机上ででも出かけよう。

一冊は「数学放浪記」ピーター・フランクル  この人この頃テレビで見かけないけどどうしてるんだろう、またなんで日本に来たんだろう、どうして日本に長居してるんだろうと思ったものだから。

私より数歳年上で、共産圏で生まれ育った人なんだ。幼少期の頃、青年期の頃、よくまあ記憶しているなぁ。頭脳明晰だし、文章、これも書いたの?すごいやん! 若干自慢話、いや、かなり自慢が入ってるけど、確かに並みではない。ハンガリー、ロシア、ドイツ、フランス、北欧、イギリス、インド、カナダ、アメリカ、etc、それもそこそこ長期滞在し、そして日本。人脈を得て繋がっていく。

羨ましい資質があるから、また練習で習得したジャグリングの武器?も携えて、これらの国に招待され、大金持ちにはなれてはいない(失礼)らしいけど、放浪して得た経験は金銭に換算できない大きな対価だ。そんな人がもう長らく日本に住んでいる。

出版は1992年とかなり古いけど、今もある共産圏や独裁国の世界は違いすぎる。世の中、変わってるのに想像できない。やっぱり日本は住み良いからいるんでしょう。それは嬉しい事。

でもね母のこと母となってたので、ページを戻して確認した。日本人じゃないから無理ないかと思ってたけど、なになに、あとがきを読んでいると、これ、口述筆記だったのぉー。自分で書いたんじゃなかったのぉー。

 

 

 

 

コメント
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