明らかに自分より大きくて強い者に喧嘩を売る人は普通いませんよ。それなのに手痛い仕返しがあるのを承知で仕掛けてくる。
何故それまでして武力に訴えてくるのか。彼らは治政に対する不満がある、貧である、不公平感である、妬みが溢れている環境に生を受け、唯一救いが神である。こうなったのもキリスト教徒が悪い、フランスが悪い、ロシアが悪い、アメリカが悪いとテロを仕掛けてくる。
自爆すれば平和や満ち足りた生活に浴することができなくなるのに、周囲を巻き込んで若い命を散らしている。この世を否定して、神の国に行くことを幸福と思わされて。
どうしてこのような思想に染まるのか。 宗教から遠い者は、寄ってたかって言い含められても、そんな思いに至ることはないと思っているけど、今もISに入る若者が引きも切らないらしい。
住み分けを肯定する知識人が非難されたことがある。しかし、お互いを許容しない者同士が隣接すれば、摩擦が生じるのは避けようがない。フランスやヨーロッパの国々の悲惨な状況がそう。
それでもテロに立ち向かうと宣言しているフランス人は強い。でもテロリストがいなくなる日なんて来るでしょうか。
武力は憎しみを生むだけ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます