少しは気心が知れている面々4人と談話しているとき、ふいに一人がなんの脈絡もなく私の”声、いいよね”と言うのです。
エエエッツー!!突然の申し出に多分赤面していたでしょう、半分しどろもどろで、なんか言い訳したような。
わたしは人の声に最大関心を持っている人間だと思います。声の良し悪しで好感度も左右されます。基準はわたし好みです。で、自分はどうかと言えば、人は自分の声を骨伝導しか聞けないから、知りませんよ。子どもの時から地声や歌声を褒められたことは一度もなく、どちらかと言えば、良くない方の評価をされていると思っています。
テープに採った声も聴くこともありましたが、メカの性能で音声は変わるけし、確かに褒められるほどのものじゃないし、女子アナやナレーターの声はいいなぁ、と心底羨ましいと思ったりもしていました。
”声いいね。声楽関係?!もっと若い人かと思ってたわ。”人生で初めて聞かされた言葉です。一年半ほど前、病院のカーテン越しに声を掛け合った人とご対面した時に言われた言葉です。
もっと早くに聞きたかった言葉だなあ。早くに聞いていたら人生の選択、変わっていたのに・・小学生の頃、放送部に2年間いたのに・・
その後の人生は声質とは無縁で、脳裏をかすめることもなくこの齢になってえー??
でもよくよく考えました。年齢とともに声帯も齢を取りますよね。それがあんまり変わってないのかな。だからそんな評価をしてもらったのかな。20代からそうだったらきっとそっち方面で頑張ってたかも知れないけど、そうじゃなかったんだ。残念だけどそれが事実でしょうね。
ま、思ってたほど悪くなかったんだ。それだけでもめちゃくちゃ嬉しい!!
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