知人の体験談です。 結構生々しいお話でした。
家人は朝から仕事なり学校なりに出かけ、大学生の息子のみ、2階の自室で眠っていた時の事です。
インターホンが鳴りました。
俺は本来、今日はいない日なんだ。たまたま今、布団の中にいるけれど、邪魔くせーから、出ないよ。
インターホンの鳴らし方が激しくなってきました。
知らないよ。
今度は玄関ドアをドンドン叩きだしました
知らんよ。
次に電話がなりました。
誰もいないよ。知らんよ。
うん?なんか音が聞こえる。
隣家との路地に面する窓ガラスを切っているような気配を感じる。えっ、入ってきた!?寝てる場合じゃない。息を凝らして階下の様子をうかがった。
侵入者はツツッと玄関に向かった。玄関の施錠を外し、ドアも開放した。逃走経路の確保してる!
携帯で110番したいけど、声が聞こえるし・・
2階への階段の真上から、なんか用事?
階下の男が、驚きの表情で踵を返し、玄関から一目散に逃げて行った。その早かったこと。
侵入されてからホンの数分の出来事です。
多分、普段から目をつけられていたんでしょう。
ホームセキュリティーがあっても、狙われたらわずかな時間で侵入され、窃盗されるようです。1ドア2ロック、格子をつける、雨戸を閉める。けれども自己防衛にも限度があります。
ガラス以外の被害がなかった事が救いだったようです。
哀しい事に、そんなことが、どこかで起きているのも現状です。
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