朝から主人の仕事が入ったので運転手で大阪市内まで琉守と三人で出掛けました。
昼食は何時ものように住吉にある友人の喫茶店です。
琉守はすっかりマスターや奥さんとも仲良くなりました。
2時に自宅教室があったので,ギリギリセーフで戻って来られました。
Tさんが先日の問屋さんの展示会で購入した帯と帯揚げ帯締めをしてこられました。
本当は別のお着物に合わされたのですが,今日着て来られた大島にも、とても似合っていましたよ。
Tさんは最初から着付師が志望なので、今日から他装の練習です。
少し慣れてくると,結構手を抜いてしまいますので,自分の復習にもなります。
まず、補整と長襦袢を従来のお紐使いで,練習してもらいました。
最初に振袖の補整との違いをお話しいていたので少し時間がとられ,実践は長襦袢までになってしまいました。
①長襦袢をはおらせ,背中心と衣紋の抜き具合や形を整えたら、襟元を決めます。
②襟元を決めたら,紐をしますが,
その時,脇の少し手前で紐を親指で押さえ、薬指と小指で紐を持ち、
人差し指と中指で後のシワ親指で押さえている付近まで持って来たら
親指で押さえていた紐を背中に回していきます。
背中でクロスして,親指で背中を撫でるようにして、脇に持って来ます。
脇でゆっくり締めると後(背中)が締ります。
③紐を締めたら,後ろに回り,背縫いや衣紋を確認し、
背中のシワがの残っていないかを確認します。
③前に回って袖付けを確認し、
襟元,胸のシワなども残さないように脇やぬな紐から下に逃がします。
④左右の襟合わせが同じ所を通っているかを確認したら,だて締めです。
⑤だて締めは下線を持ちながら後ろに回し,後で交差させ綺麗に折り上げ(折り下げ)ます。前は結びません。
このやり方で紐使いをすると一度にほとんど脇のシワや背中のシワが伸びるので
手早くできます。(慣れないと襟元がずれます)
3回ぐらい練習したら手つきも上手に出来ましたよ。
横から写真を撮らせて頂きました。
着物は一度説明して,後は時間がなく自習になってしまいました。
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