寒さ
私が同行援護ガイドヘルパーをはじめて利用したのがたしか2012年。同行援護サービスが開始したのが2011年10月。その当時は、特に、地域の視覚障害者当事者団体にも加入していなかった私。目の見えない私。網膜色素編成所な私デスペア。なので、同行援護が私の市でも開始したということをしらず、半年おくれで、なんらかの情報から知って利用しはじめる。
障害福祉サービスとして、1割負担で、どこへでも、手引きしてつれていってくれるこのサービスはほんといいよね。当初は
スポーツジムそして、コンサート遠征によくいった思い出。
同行援護を利用してまもなく、ガイドヘルパーさんとコンサートへ行ったとき、たしか真冬の日、15時開始のコンサートのため、午前中に待ち合わせて、手引きされる私。私は、その時、コンサートの時はあまり食べないようにしていた。コンサート途中に大便をもよおすことがおおかったので、それをさけるため。
でも、お昼過ぎて、ガイドヘルパーさんの様子が変、なんか体調がすぐれないよう。どうしたのかと聞くと、昼ごはんをどこかで食べさせてください、たべないとフラフラするんです。寒いんです。
プロ意識にかけるなと、その時の私はおもったけども、近所のコンビニに立ち寄って、そこでガイドヘルパーさんは、ハッシュドポテトを買ってむしゃむしゃたべていた。それで元気もでてきた。
お昼ご飯ぐらいぬいても、当時の私は全然平気だった。なので、その時のガイドヘルパーさんのお昼食べなくちゃもちませんというのに違和感があった。
あれから10年たって、今朝、最高気温が5度ぐらいの町をあるく。朝8時からあるく。駅の点字ブロック調査。ガイドヘルパーさんに手引きされての調査。
しばらくして、数時間たって10時すぎたあたりから、私の体が寒い。特に腕がさむい。寒い寒い。これだと、体がもたない、風邪をひいてしまう。
朝ご飯をぬくと、最近私はこうなるのよね。
ガイドヘルパーさんにお願いして、近くのミスドに立ち寄ってもらい。そこで、オールドファッションドーナツとホットコーヒーニミルクと砂糖をたっぷりいれて飲む。体あったまり、生き返る。
食事をぬくこと、寒空の中で長時間すごすこと、この2つが重なると、体が震えるね。
あの時の、ガイドヘルパーさんの気持ちが分かった。そらく、ガイドヘルパーさんは前の仕事から直接私のガイドにはいったので、波も食べるひまがなかったんだろうな。あの当時、申し訳ないことをしたなと今なら思える。
ガイドヘルパーさんは、人間で、当然おひるには食べ物をたべないといけない。利用者が食べないからといって、それをヘルパーさんに強要するべきではないのよね。それを、当時の私はわからなかった。反省。
同じような立場になって、はじめてわかることなのよね。
よく、思いやりとか、相手の立場にたってとかいわれるけど、なかなかできないのよね。同じ立場に自分が立たないとやっぱりわからないのよね。なので、やっぱり当事者性っていうのは大事だね。
でも、人間は、当事者じゃなくても、当事者と同じようになれる。それは人は想像力があるからとよくいわれるけど、私は想像力ではないと思う。想像力ではなく、相手を信じること、相手のいっていることを、信じること。これがとても大事だと思う。
真冬のコンサート会場の前で、こごえるガイドヘルパーさん。お昼食べないと、僕、だめなんです。そう私にいってくれたガイドヘルパーさん。もしかしたら、彼は、血糖値の病気をもっていたのかもしれない。申し訳ないことをしたな。あの時、私に足りなかったのは、彼の言うことを信じることだったのよね。私はどこか彼の言うことを信じていなかった。反省。
信じよう、嘘つきでも信じよう。ウソをついていない人を信じないことも、ウソをついているとおもわれる人を信じないことも同じだね。まずは、信じよう。だって、彼は私ではないのだから。
PS
今日、ミスドで私はオールドファッション、ガイドヘルパーさんは自分のお金で、バナナクリームのドーナツをを注文。お互いたべはじめて、私は、バナナクリームドーナツがあることを知る。とても食べたかった。
ということで、視覚障害者をガイドするガイドヘルパーさんは、視覚障害者と食事をするときは、自分が何を注文するのか、それとなく、視覚障害者におしえてあげてね。おそらく、多くの視覚障害者が、それを食べたいと思います。
私が同行援護ガイドヘルパーをはじめて利用したのがたしか2012年。同行援護サービスが開始したのが2011年10月。その当時は、特に、地域の視覚障害者当事者団体にも加入していなかった私。目の見えない私。網膜色素編成所な私デスペア。なので、同行援護が私の市でも開始したということをしらず、半年おくれで、なんらかの情報から知って利用しはじめる。
障害福祉サービスとして、1割負担で、どこへでも、手引きしてつれていってくれるこのサービスはほんといいよね。当初は
スポーツジムそして、コンサート遠征によくいった思い出。
同行援護を利用してまもなく、ガイドヘルパーさんとコンサートへ行ったとき、たしか真冬の日、15時開始のコンサートのため、午前中に待ち合わせて、手引きされる私。私は、その時、コンサートの時はあまり食べないようにしていた。コンサート途中に大便をもよおすことがおおかったので、それをさけるため。
でも、お昼過ぎて、ガイドヘルパーさんの様子が変、なんか体調がすぐれないよう。どうしたのかと聞くと、昼ごはんをどこかで食べさせてください、たべないとフラフラするんです。寒いんです。
プロ意識にかけるなと、その時の私はおもったけども、近所のコンビニに立ち寄って、そこでガイドヘルパーさんは、ハッシュドポテトを買ってむしゃむしゃたべていた。それで元気もでてきた。
お昼ご飯ぐらいぬいても、当時の私は全然平気だった。なので、その時のガイドヘルパーさんのお昼食べなくちゃもちませんというのに違和感があった。
あれから10年たって、今朝、最高気温が5度ぐらいの町をあるく。朝8時からあるく。駅の点字ブロック調査。ガイドヘルパーさんに手引きされての調査。
しばらくして、数時間たって10時すぎたあたりから、私の体が寒い。特に腕がさむい。寒い寒い。これだと、体がもたない、風邪をひいてしまう。
朝ご飯をぬくと、最近私はこうなるのよね。
ガイドヘルパーさんにお願いして、近くのミスドに立ち寄ってもらい。そこで、オールドファッションドーナツとホットコーヒーニミルクと砂糖をたっぷりいれて飲む。体あったまり、生き返る。
食事をぬくこと、寒空の中で長時間すごすこと、この2つが重なると、体が震えるね。
あの時の、ガイドヘルパーさんの気持ちが分かった。そらく、ガイドヘルパーさんは前の仕事から直接私のガイドにはいったので、波も食べるひまがなかったんだろうな。あの当時、申し訳ないことをしたなと今なら思える。
ガイドヘルパーさんは、人間で、当然おひるには食べ物をたべないといけない。利用者が食べないからといって、それをヘルパーさんに強要するべきではないのよね。それを、当時の私はわからなかった。反省。
同じような立場になって、はじめてわかることなのよね。
よく、思いやりとか、相手の立場にたってとかいわれるけど、なかなかできないのよね。同じ立場に自分が立たないとやっぱりわからないのよね。なので、やっぱり当事者性っていうのは大事だね。
でも、人間は、当事者じゃなくても、当事者と同じようになれる。それは人は想像力があるからとよくいわれるけど、私は想像力ではないと思う。想像力ではなく、相手を信じること、相手のいっていることを、信じること。これがとても大事だと思う。
真冬のコンサート会場の前で、こごえるガイドヘルパーさん。お昼食べないと、僕、だめなんです。そう私にいってくれたガイドヘルパーさん。もしかしたら、彼は、血糖値の病気をもっていたのかもしれない。申し訳ないことをしたな。あの時、私に足りなかったのは、彼の言うことを信じることだったのよね。私はどこか彼の言うことを信じていなかった。反省。
信じよう、嘘つきでも信じよう。ウソをついていない人を信じないことも、ウソをついているとおもわれる人を信じないことも同じだね。まずは、信じよう。だって、彼は私ではないのだから。
PS
今日、ミスドで私はオールドファッション、ガイドヘルパーさんは自分のお金で、バナナクリームのドーナツをを注文。お互いたべはじめて、私は、バナナクリームドーナツがあることを知る。とても食べたかった。
ということで、視覚障害者をガイドするガイドヘルパーさんは、視覚障害者と食事をするときは、自分が何を注文するのか、それとなく、視覚障害者におしえてあげてね。おそらく、多くの視覚障害者が、それを食べたいと思います。