獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

新しくできる豊中市の中央図書館のワークショップに行ってきた@千里中央 千里コラボ

2024-01-20 22:42:09 | 網膜色素変性症と私
たった5000ヘイベイ

今日は、土曜日、朝10時30分から2時間、豊中の千里中央で、ワークショップ。豊中市立中央図書館建設のワークショップ。図書館にどんな機能があったらいいかをグループワークではなしあう。

目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。月に、数度、近所の図書館にボランティアさんに雑誌を読んでもらうためにでかけている。視覚障害者の図書館利用として一番おおいのが、こういったボランティアさんによる読み聞かせ、対面朗読といったり、対面リーディングとかいったりする。

視覚障害者の立場から、ワークショップに意見しようと、いってみた。ガイドヘルパーさんと一緒にいってみた。

15人ぐらいの市民が3つのグループにわかれて、市の職員、建設技術研究所という建設コンサルタント会社の社員もくわわり、グループで意見をだしあう。

新しい図書館の簡単なレイアウト図も配布されていて、それをみながら、話し合う。目が見えない私のために、研究所は、簡単な食地図をつくってくれていた。ありがたいね。

違憲としては、図書館機能だけでなく、話し合いができたり、自習室だったり、保育所だったり、カフェだったり、レストランがああったらいいなという意見が多く出た。
私は、その大前提として、視覚障害者がひとりで図書館に行けることが重要、そして、ひとりで図書館にやってきた視覚障害者が、図書館の中をひとりで自由に移動できることが重要と発言した。

そのためには、入り口ちかくに、対面朗読室、トイレ、休憩室をまとめること。できれば、点字ブロックでつなげること、点字ブロックがむずかしいのなら、誘導マットや、ラインガイドで、視覚障害者がそれをつたっていけばひとりで、移動できるようにすること。

対面朗読室は防音で、3つ以上の部屋をもうけること。

あと、視覚障害者hが、図書館にくるのは、半日仕事、一日仕事なので、長時間いてもたのしめるようにしてほしい。食堂や休憩室、おしゃべりができるところがあったらよいと提案。

豊中市の新しい図書館は、2029年ぎごろに、阪急祖b根駅の東側のダイエーのある場所あたりにできるとのこと。広さは2フロアあわせて5000ヘイベイと、小さな図書館。中央図書館という名前からすれば、ひょうしぬけ。もっと大きな、公演とかスタバとか、集会所や保育所などとあわさって、もっと大きな図書館できたらいいのにね。

図書館は本や雑誌のヤカただけど、これからは、情報センターにならなきゃね。そうであれば、情報障害者である視覚障害者こそ図書館を必要としているのよね。ぜひ、豊中市は、視覚障害者をメインターゲットとしてほしいね。そうすれば、きっとだれもが利用しやすい図書館、情報センターになるね。

そんなことを、おはなししています。盲人ウエカジチャンネル。動物園に行って、パンダをみてきたおはなしもしています。豊中市の重度障碍者等就労支援特別事業についても話しています。ぜひご覧ください。

毎週土曜8時 ライブおはなし配信 豊中市重度障碍者等就労支援特別事業で月121時間のヘルパー時間の支給を受けたおはなし その他、神戸の王子動物園へパンダを見に行ったお話



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