獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

例話5年度豊中市成人式はたちのつどい 2024年1月8日 @豊中市立文化芸術センター に行った。

2024-01-08 19:13:43 | 網膜色素変性症と私
はたちの集い

昨日の日曜日、梅田の街をあるいていたら、振り袖姿の若い女性がちらほら。そうか、成人式なのね。

あけて、今日が成人の日の祝日月曜日。私の住んでいる豊中市でも成人式。去年あたりから、成人年齢は18歳になったので、本来なら、18歳をあつめて成人式なんだろうけど、そこは頭をはたらかせて、わざわざ、はたちの集いというサブタイトル。
なので、豊中市では、成人式はたちのつどい。が今日おこなわれていた。市立文化芸術センターの大ホールや、大阪大学や、いくつかの会場に分割しての同時開催。

どんな雰囲気だろうと、ガイドヘルパーさんに手引きしてもらって、行ってみた。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。成人式にはいったことがない。私が二十歳のころは、まだ目が見えていたので、ひとりでも行けたけど、いっていない。たしか、塾のバイトがあったのかな。

なので、私にとって、はじめての成人式。11時から式典がはじまる。その1時間前からすでに、会場のホール前の歩道には、振り袖姿の若い女性たち。何をしているかとおもえば、成人式とかかれたたて看板の前で写真撮影。その写真撮影の列が100人以上きている。これにはびっくり。

その写真の列は女性が7割で、男性が3割。せっかく振り袖をきたので、たくさん写真をとっておこうということなのね。振り袖姿のの中には、チマチョゴリや、スーツ姿の女性もいて、多様性があっていいね。振り袖も、淡いピンクとか、青とかだけでなく、真っ白や、真っ黒を基調とした着物を着ている女性もちらほら。

10時30分すぎ、まもなく、式典がはじまりますと、メガホンでさけぶ、職員。でも、若者は、あまり動かない。結局。半分ぐらいの人たちは、ずっと、会場の外でおしゃべりしていたよう。

11時すぎると、写真の列は、男性もふえて、男性が7割ぐらいになっていた。女性ははやく着て、男性はぎりぎりくるのね。なんかおもしろいね。

会場の外には、なぜか、花束をもった若い男性が、数人いる。これは、おそらく成人式に参加している女性の彼氏なのかな。寒空の中、花束をもって、じっと待つ男性。

なんかいいね。若いパワーがあふれでているね。

そんな若者をみようと、私以外にも、おじいさんが、ひとり、ぽつんと、ずっと若者たちを会場でながめていた。私みたいな人もいるのね。
こんなに着物姿の人をたくさん一度にみれるってことは、そうはない。いつか、外国人観光客も、これ目当てに日本にやってくるかもね。それぐらい、とても非日常で、若者のエネルギーがみちみちていた。

来年も、また成人式に行ってみたいな。

PS
会場に入ろうとしたら、保護者の方は、入場できませんとスタッフに注意された。そうか、私は、まわりからみれば、保護者の年齢なのね。これにもびっくり。


盲人ウエカジの2024年豊中市成人式レポはこちら

コメント (2)
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