愛する犬と暮らす

この子たちに出逢えてよかった。

呪いたくなる夏の暑さ

2009-07-26 22:24:02 | 日記
 夏の日が戻ってきて、暑い日曜日となった。

 昨日、ワクチンを注射しているので、シェラとムギの様子を気にしていたが、変調は感じない。朝の散歩もいつもどおりだった。
 
 昨夜、近所のどこかで花火大会があったらしく、音だけが聞こえてシェラが落ち着かなかった。その影響なのか、明け方にも寝室までやってきて、入り口から首だけ部屋に突っ込んで荒い息をしているので目が覚めてしまった。まだ6時前だった。
 呼んでやるとベッドの脇へやってきたので頭をなでてやる。それで安心したのか床に転がって静かに寝てしまった。
  
 今日は昼過ぎから俳句の会があってそれが終わらないと出かけられない。ぼくや女房の様子を観察しながら、「置いていかれてなるものか」という顔で見ていたが、途中であきらめたようで、ふたりともおとなしく留守番にしたがった。

 わんこたちとクルマで外出したのは4時半をまわっていた。まだ暑いけど風が少し涼しい。
 どこへ行こうか迷いつつ、時間が時間だけに南町田のアウトレットモールへ出かけた。気が向けば隣の公園へ行ってもいい。
 昨日出かけたこどもの国に近い「奈良北公園」(横浜)とこのグランベリーモールに隣接する「鶴間公園」(町田)が足繁く通っている散歩の公園である。
 
 グランベリーモールへクルマの駐車場へ車を停め、鶴間公園まで散歩へ行けばいいと思っていったのだが、シェラたちはいまひとつノリがよくない。やはり昨日のワクチンで本調子ではないのかもしれない。

 ワクチンばかりでなく、この暑さはわんこにとって地獄である。今年は冷夏という予報が出ている。稲作をはじめ農作物に冷夏は打撃だが、わんこたちにはありがたい。それだけに複雑な気持ちだ。
 秋の気配とともにホッとするようになって久しい。シェラがわが家の娘になって以来である。この近年、夏の到来に恐怖を感じはじめている。暑さに耐えるわんこたちの姿を見るのが辛い。
 あんなに好きだった夏を呪い、嫌いな冬が大好きな季節に変わった。だから、冷夏と聞いて心のどこかで歓迎してしまうのである  

【写真=夕飯の買い物行ったママをひたすら待つ(前からとうしろから)】


負けてはいられない!

2009-07-26 01:21:51 | 日記
 関東は梅雨が明けたというのに連日はっきりしない天気が続いている。北九州から山口地方にいたっては未曾有の豪雨で大変な被害である。
 今日の東京は曇りの予報だったが、朝から晴れ間がでて夏らしい一日になった。わんこたちへのワクチン投与のため、少しは涼しくなる夕方4時過ぎに家を出てペットクリニックへ行った。
 
 クリニックの待合室には、17歳になったというオスの老犬(雑種)がいた。目は見えているようだが、耳はあまり聞こえていないという。四肢もかなり弱っているが、自力でけんめいに歩く。見上げたものだ。
 
 ワクチンは去年につづき5種だった。前に行っていた横浜・都筑のペット病院では、なかば強引に8種を投与されていたが、こちらの病院の院長は、「5種で問題ないでしょう」とその理由も説明してくれた。
 ワクチンのあとは散歩も控えめにと言われる。それほど身体への負担になるのなら、老犬にはかなりきついということになる。その疑問を訊いてみた。

 答えは明快だった。
「ある一定の年齢になったらやめましょう。目安としては15歳くらい。ただし、個体差がありますので、必ずしも同じわけではありません。たとえば、足が弱ったりして身体の老化が進んだらそのときはやめましょう。でも、この子(シェラ)は、長生きしそうですね。17歳くらいまで大丈夫じゃないかな」
 
 クリニックを出て近くの公園を散歩した。数人の人の輪ができていて、足元にはまだ若い二匹のわんこが遊んでいた。若いというより、身体は大きいが、一見して幼犬である。トラブルを避けて、遠まわりして過ぎた。

 隣接するスーパーマーケットの前で30分ほど休憩してからクルマに向かう途中、まだ若い中型犬が興味津々でシェラに寄ってきた。先ほどの公園で例の輪には入っていなかったが、その近くですれ違い、飼い主同士は挨拶を交わしていた。

 近づいてきた若いわんこにシェラはたちまち吠えつき、追っ払ってしまった。向こうの奥さんはムッとした顔で離れていった。
 
 シェラの気力はまだ若いころのままだ。ぼくのほうだって負けてはいられない。