どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「あの頃ペニーレインと」「あずみ」

2003年05月11日 | 映画

DVDの衝動買いで「ワイルドキャッツ」と「あの頃ペニーレインと」の2枚を買った。前者は初めて映画館にチケットも買わずに潜り込んで見た映画。
すいませんトイレ貸して下さいと言って入口へ行きなんか忙しそうな係の人の横をダッシュで駆け抜け成功。ゴールディー・ホーン主演の楽しい元気の出る映画。後者は未見だが、いいという噂で見たかった映画。なんとゴールディー・ホーンの娘が主演だ。どんな娘なのか?パッケージを見るとなるほど似てる。これは見るしかない!と親子パック(そんな売り方してない)で買いましたとさ。
その「あの頃ペニーレインと」ですが、いい映画でした。なんか音楽に対する夢やら理想などがいい意味でも悪い意味でも良く描かれていて音楽への愛や憧れが伝わってきました。時代設定もいいね。役者もみんなすばらしく良かった。ケイト・ハドソンも良い。飛行場のシーンでは何故だか分からないけど涙がほろり。音楽とシチュエーションにジーンときました。
クリームマガジンのおっさんがとてもいい。商業主義になってゆくロックに対しての未来について等の言葉が重い。さっきテレビで音楽業界人がインディーズのバンドに対してのコメント等をいう番組を見たが偉そうに流行やら受ける音楽について語ってた。勝手に言ってろ!って感じ。僕は流行とかを基準に音楽を聴かないし気に入ったアーチストはじっくり聴く。そして何故かちょっと変でもなんか特徴のある音楽が好きなんだ。結局そういう音楽はヒットするけどね。我が道を行くアーチストって格好いいね。いっつも同じような曲ばかりだけど貫き通してるのが好き。
ルー、ボブ、トム、マンソン、エンヤ等みんな結局いつも基本は同じ。でも流行を追ったものや真似ではなくオリジナルだからいい。

話変わって夜には「あずみ」を見に行った。長いけど予想以上に面白かったです。
めちゃくちゃさがいい。悪者が狂っていて笑えるし分りやすい。ああいう歴史戦国ものは真面目なやつだと誰が誰だかよく分からなくなって退屈する事が多いのだがこの映画はそんな頭を使わなくてもいい。バカ映画である。その中にちゃんとメッセージもあり共感出来る。しかし、特撮の粗が目についたなあ。すごく興醒めした。最初から退いた。ラストも。背景が写真だというのがもろバレというか画(粒子)が止まっちゃってるので浮きまくり。もうちょっと何とかなったのになぁ。もったいねえ。

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