どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

アンディ・ウォーホル展 パフォーマンス・キャバレー

2003年06月14日 | アート

渋谷パルコにアンディ・ウォーホル展を見に行ってきた。大体はすでに見た事あるものばかりだったが久々に本物の実寸の作品群に囲まれる環境は良かった。BGMにルー・リード、ニコ、ボウイが延々と流れていたし。今回初めて見れたのが映画作品「SCREEN TEST」シリーズ。銀色のファクトリーみたいな空間での上映でした。沢山あったけど見たので覚えてるのはイーディ・セジウィック デニス・ホッパー イングリット・スーパースター ヘンリー・ゲルツァーラ ポール・アメリカ テイラー・ミード オンディーヌ アレン・ギンズバーグ アーバン・コープ アイビー・ニコルソン ジョン・ケール等 面白さではテイラー・ミードぐらいで彼のアホ面は坂田師匠みたいでいい味を出しとる。見たかったイーディはほとんど動かずにカメラを見つめてる。目に吸いこまれそうでした。にらめっこ映画としてすばらしい。デニス・ホッパーは若い!だんだんと芝居を入れて涙を流してみせるところが役者だなあと思うが名前を知らない涙流しっぱなしの女性の方がインパクト大でした。

そして今日はプレ興行の「パフォーマンス・キャバレー」でした。どんなものになるのか予想もつかず逆に期待していました。結果はまあ成功じゃないかなと思います。色々な劇が沢山見れるというのが楽しいと思う。シリーズ化するものなんかもあって次回も楽しみ。普段の劇では失敗とされるような事もそれが面白ければ別にそれでいいじゃんというような楽しみ方が出来る人向きの物が多かったのが特徴かもしれない。集団の劇団での役者バカな人達には向かないかもしれないが、こういう楽しみ方面白さっていうのも僕はありだと思う。色々と課題は残るがこれからも続けていきたいです。今日は大阪から清水がわざわざ見に来てくれた。
常連のお客さんでイメージフォーラムのHさんの8mm映画のビデオを借りて帰り会社で早速見てみた。コマ撮りでぐるりと花を刺したお尻に回りこむ映像はなかなか凄かったです。あっという間に終わっちゃいました。scum2000から色んな才能が生まれてくるのが面白い。アンディ・ウォーホルのファクトリーみたいな
空間にどんどんなっていくといいね。写真とかいっぱい撮ってscumマガジンみたいなのを作るといいかも。

 
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