どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

パトリオット

2004年10月17日 | 映画
今日は休み。ぐっすりと昼過ぎまで寝てました。起きてから「ミルクマン2」の追加撮影部分の編集挟み込みとそれによる弊害の音声の修正等を行なう。実際やりだすとやりながらどんどんアイデアやイメージ、特に効果音が閃くのだがそれらを仮にでもテストするには素材をパソコンに取り込まないといけないのだ。いつもそれが面倒で容量も無い事なんどから頭の中でだけイメージする。色々と考えてると頭がショートして眠くなる。そして前に進まずに疲れて止めてしまうというパターンです。今日も同じ。だけどしばらく間を置いてまたやる時には忘れてたりイメージが残ってたりで重要な事が絞れてくるのだ。作業も大切だけどしばらく忘れる事も大事です。
しかし、最近はサボりすぎでしょう。そろそろエンジンかけないと完成しないぞ。って感じです。それで、今日も外には出ずに買ったけど長いので見れてなかった映画を見る事にした。
「パトリオット」というメル・ギブソン主演の映画。彼の「ブレイブハート」に凄く感動した僕ですがこの映画もなんだか似たテーマというか感じがして見たかったのである。だけど監督が「インディペンデンス・ディ」「ゴジラ」の監督でしょ。みたいな感じで劇場には行きそびれた映画でした。さて見てみると音楽でまず、なんかジーンとくるものがあり期待させられる。なんとジョン・ウイリアムスの音楽でした。相変わらず少しワンパターンだがその音楽にはいつも、心を動かされるのです。そして撮影も見事なまでに美しく出演者もとてもみんないい。あまり知らない役者が多かったがみんな適役で知らない分だけ見事に役にハマってました。
アメリカの独立戦争ものの映画です。敵は英軍。これも「ブレイブハート」と同じ。力を持つ英軍に農民あがりの民軍が立ち上がり、戦うという話も同じ。こういう映画には弱いのです。
やはり感動出来たし良かったのだが、現代に当てはめてみようと少し冷静になるとこの映画での英軍が現在のアメリカの様であり、この映画のアメリカ軍がイラク等のゲリラのような感じがした。テロとかそういうのでは無く単純に自分の住む土地や国を守ろうとする少数派の軍の事です。やはり圧倒的な軍事力があっても最後は少数でも自分の国というよりも家族を守ろうとする
大きな力には敵わないという事です。この映画ではそういう家族愛や家族を守ろうとするたくましい父の姿が描かれている。単なる復讐劇では無く信念というのが描かれているのが良かった。
戦闘シーンも迫力がありシナリオの展開も富んでいて良かった。この映画で最も感動して涙まで流してしまった所がある。それはラストでもなく主人公の息子が死ぬ所でも無い。何でもない所かもしれないが口の聞けない一番下の子供と父親とのエピソードです。ここでは未見の人の為に
書かないが本当に心揺さぶられました。それだけでもこの映画はすばらしい映画でした。
メル・ギブソンのこういう役。演技は本当に素晴らしい。さりげない合成技術も見事。立派な映画です。
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