「ヒッチャー」

今日は休み。しかし昼夜逆転の生活は治らずのまま。昼間は眠り続けて深夜にAmazonで注文していた「ヒッチャー」というDVDが届いていたので、それを鑑賞。
久しぶりに見ましたが、この映画。やはり傑作。冷静に考えるとご都合主義の展開な部分もありますが、そんな事は全く気にならない展開とインパクトがあります。撮影の映像が美しく、映像で見せる力、役者の力、それらの邪魔をしない音楽の力、そしてアクション場面の見せ場を用意しつつ、全てを映像で見せるのではなくて、見せないで観客の想像力を使って見せ切る力が素晴らしい映画でした。物語はとてもシンプルな内容で演出もシンプルで無駄が無いのがこの映画での魅力。
この映画のルトガー・ハウアーの何ともしれない存在感とインパクトは今見ても凄いなぁと思う。この映画はパート２もあるし、最近リメイクされたとも聞きますが、それらは見た事はありません。だけど、それらにはそんなに興味も湧かないです。この映画を見直す方がずっと良い気もしますし、今日、久々に見て、やっぱりそれで良かったと確信しました。面白い映画です。恐ろしい映画です。お勧めです。
この映画の監督が撮ったもう一本のカーアクション映画「ハイウェイマン」もこれはこれで面白くて健在ぶりを見せつけてくれたが、やっぱり「ヒッチャー」の方が僕は好きだな。