どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ヴィクセン」「UP!メガ・ヴィクセン」

2008年02月04日 | 映画
今日は起きたら右目が腫れてて、ちゃんと開かない。鏡見ると片目だけロッキー・バルボア状態で小さくて変な状態です。なんでかなぁ。最近、顔が腫れたり痒くなったり毎日、変化してます。痛みは無く痒いだけなので、まぁそのままにしてますが、どうしたらいいんでしょう?病院に行くにしても何科に行けばいいのか分からないし・・謎です。
さて、話変わって今日は先日、会社の営業さんに借りたラス・メイヤーのDVDボックスから2作品を鑑賞しました。「ヴィクセン」と「UP!メガ・ヴィクセン」です。
最初に見たのが「ヴィクセン」日本公開題名は「女豹ビクセン」でポルノ映画として公開された映画。
これがアメリカでは大ヒットして人気シリーズとなったようですが、正直、あんまり面白くもなんともない映画でした。ただ、いかにもプレイボーイの雑誌から抜け出て来たような主役の巨乳女優エリカ・ギャヴィンの奔放で明るい魅力だけは出ている。案外演技も悪くないし最後はいい笑顔で終わるという、ちょっとしたアイドル映画な感じもした。差別問題とかキューバ問題等の社会的な当時の事柄も絡ませてあるのが面白い。差別主義な面が嫌な感じでしたが最後は笑顔でなんとなく救われた。思ってたより面白味の無いただのポルノ映画といった印象でした。
「ファスター・プッシーキャット・キル!キル!」だけが特別に面白かっただけで他はただの巨乳ポルノな映画でしかなかったのか?・・なんて思い始めながら、そして次に勢いで見た「UP!メガ・ヴィクセン」でしたが・・
これが、メチャクチャな映画でそりゃぁぶっとんだ面白い映画でしたわ!ラス・メイヤーというおっさんはやっぱりただ者では無かったんだな!と思いました。
ラス・メイヤー版ジャーロ映画、巨乳エロ・アクション風味といった感じの殺人ミステリーものですが、犯人が誰かなんてどうでもいい感じの展開。だけど一応犯人は知っておきたいぞ、というレベルで最後まで見てしまうという引っ張り方で飽きずに見れる娯楽作。アクションもありで強い空手の巨乳姉ちゃんの活躍は格好いい。ホラーな場面もありで斧とかチェーンソーまで登場して血まみれシーンも出て来ます。だけど残酷な感じがしなくてエロシーンもそうだけど全体的に明るくて開放的でバカバカしさに溢れていて楽しい感じ。
とにかく後半の怒濤の無茶苦茶な展開には唖然とするというか呆れて狂喜してしまう笑いに満ちており、最初から犯人が誰でもどうでもいいノリで見ていた僕には面白くてなんじゃそれは!?と予想外の展開に驚き、楽しんで見れました。見終わってあぁ~なんか知らないけど凄い映画を見ちゃったぞ。だけど面白かったなぁ。と娯楽作として楽しめる明るいバカバカしい独特の特殊なパワーをもった作品に巡り会った印象。
自主映画的な楽しさに溢れており勉強にもなります。パトカーに馬の効果音を付けたり、面白い技も効いてます。撮影もなかなかポップでいい。そしてレイヴン・デ・ラ・クロアという女優さんが魅力的でした。

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