「この羽根はね・・・」DVD完成！

今日から連続アシスタント仕事の始まり・・。で、結果から言うと初日から朝までコースな状態となりました。風邪の症状なのか時々、頭がズキズキ痛みつつなんか調子悪い。午前中は調子良かったんだけどなぁ。まぁ、これから数日間頑張ります。
っちゅうてもアシスタント作業なのでそんなにやる事は無いんだけどね。んで、作業の合間に次回作のシナリオについて色々と考えたりをゆっくり出来ました。今まで書いた草稿をプリントアウトして、そこに思いついたイメージや台詞を鉛筆で書き込んでいった。
台詞は今イチだけどアングルとかは案外すらすら浮かんできてラフに描いてみたり。ロケ地が決まらないとなんとも言えないけどイメージしてる世界をメモりました。それから朝方にもう１つの企画の修正案が閃く。これを文章にするのは時間がかかるだろうが、アイデア無しだった状態よりは進展したな。
そして、前前作である天使の羽根プロジェクトの第二話「この羽根はね・・・」の特典映像付きのDVDを制作しました。
何回かの上映の後はあんまり上映等、人に見てもらえる機会も少なかった映画なんですがDVDにしたので見たい人には見せやすくなりました。キャストのみんなともずっと会ってないのでDVDプレゼントして出来れば久々に会って近況なども聞きたいな。
まぁ自分が忙しくてなかなか時間が取れないんですけど・・・（泣）
まぁ着々と自分の過去の映画のDVD化は進んでいます。今度は「にこにこ女」のDVDを作ろうっと。全部作れたら個人制作のDVD-BOXにして売ろうかな。誰か買ってよ！予約してよ！そんな人がいたら作る気力が出て来ます。（笑）

「君がいた夏」

夕飯食べながらDVDで久々に「君がいた夏」を鑑賞。見始めたらあっという間に最後まで見ちゃった感じ。流石に初めて劇場で見た時のような感動はありませんでしたが、この種のラブ・ストーリーものでは凄く好きな作品。他にはトリュフォーの「恋のエチュード」とか。共通してるのは回想形式のメロドラマ。陽気なものか陰気なものかの差はこの２作では大きく違いますが。どちらも音楽が素晴らしくこれに感動させられる要素は大きい。
「君がいた夏」は自殺だとか死とか暗い要素はあるのですが、なんか陽気な映画で結構笑えるシーンがいっぱい。甘酸っぱい切ないシーンと交互に笑わせます。必死に暗い記憶を排除して前向きな思い出に馳せる物語。最後は吹っ切れてなんとも清々しい気分にさせるのですが、その最後の展開がなんともアホっぽくて桟橋を変なフォームで走る姿は初めて見た時からなんか笑えて遺灰を某所に投げる所ではイメージ通りに撒かれず殆んど自分の方に降りかかってる感じ。ええんかいな～それで～とも多少思うのですが、主人公の確信したかのような清々しい表情に何故かこちらも感動となるのでした。　
しかし、色々んな所で冷静に考えると無茶苦茶でぶっ飛んだ物語ですが、そこが逆に憎めないという不思議な映画です。これあんまり見た事は無いんだけど日本のトレンディドラマ的な感じもします。しかし、この映画は煙草吸う場面が多いなぁ。あちこちにポイ捨てするし何処でも吸ってるよ。ある意味懐かしいな。煙草吸いたくなる映画です。禁煙中の方は見ない方がいいかもですが、珍しく僕がおすすめする恋愛物の映画です。