「BAD 傷だらけの疾走」

高校生の時だったか「アウトサイダー」や「ランブルフィッシュ」というコッポラの不良系青春映画にハマった。別においらも不良系だった訳じゃないけど気持ちは凄く伝わるものがあったからね。今でも好きな青春感動映画です。これらの映画の原作者はスーザン・E・ヒントンっていう女性だったんです。文庫本で本日見た映画「BAD 傷だらけの疾走」の原作「THAT WAS THEN THIS IS NOW」は読んだ気がする。
この原作をシナリオにしたのはこの映画の主演のエミリオ・エステベス。彼のこの時期から暫くの活躍は良く覚えていて結構好きな映画に出演してたし青春系映画での彼は良かった。監督作「ウィズダム」とかもね。
もしかしたら「BAD 傷だらけの疾走」も昔ビデオで見ていたかもだが新鮮に見れた。出演者もモーガン・フリーマンとかジル・ジョーレン？とか脇役で今や有名役者やマニアック？な役者が出ているのも面白い。
映画としてはコッポラによる青春映画の傑作には程遠く、なんだかテレビ映画のようでもあるが、ちょっとお安いB級っぽいテイストとしっかりした構成というか訴えたいテーマはなかなか良いものもあった。
主人公の恋人役の良く知らない女優の笑顔は素敵。だけどこの映画は恋愛映画では無く男と男の友情というか家族愛と大人への成長と反抗がテーマとして描かれている。原作を読んだ時はたしか何か切なさみたいなものも感じたものだが映画ではそこまでは感じられなかったかな。逆になにか暗いものと同時に爽快感みたいなものを感じたりはした。

ロケロケ

今日も朝から撮影立ち会い。本日からまたロケもの。天気が気になる。しかも撮るべきノルマがいっぱい。CGも絡むし順番もバラバラで進むから頭がこんがらがりそうでした。
空は生憎曇り空。また空は合成方向だな。色々と写したくないけど写ってしまうものを消さなきゃいけなかったりもする。
こんな場面が明日も明後日も。せめて天気だけでもなんとか安定して欲しい所。いやぁ、ある程度は覚悟してるけどこのシーンも大変になりそうです。
なんだか今日は疲れました。精神的にもね。
撮影終わったら雨が降ってきました。なんとかギリギリセーフな感じ。