どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「タイタンの戦い」

2010年04月25日 | 映画
レイトショーで「タイタンの戦い」を3Dで鑑賞。
日本語吹替版が無かったので字幕版で鑑賞する事になったが3D映画は字幕で見るのはやっぱりしんどいです。
この映画は「アバター」と違って2Dで撮影された映像を後から3Dに変換したという映画ですが、その出来はいかに?と技術的な興味もあって見たのですが、どうやるのかイマイチ分かりませんが、ちゃんと立体視出来てました。
但し髪の毛とかの一部ではざっくりと分けられているのが分かっちゃいました。クレジット見ても3D化のスタッフがそんなにいなかったので案外ある程度までは自動的に出来るのかもしれない。このやり方が流行るかもですね。「ジョーズ」を3D変換して公開して欲しいです。スピルバーグの1作目ですね。CGで加工とかしないであのハリボテな巨大サメのまま立体映像として蘇らせて欲しい所。「タイタンの戦い」はハリー・ハウゼン版を見てるが特撮場面が楽しい映画。今回も特撮場面が楽しい映画ではあるがキャラクターの魅力に少々欠けた気がする。派手になってるのだがアクション場面でのカット割や動きが早すぎるので3Dの効果は感じにくく、ただ見ていて疲れる映像となっていたのが残念な所。
特に見せ場となる所で編集効果で誤魔化すからつらい感じ。
話は分かりやすい展開ですがCG映像の博覧会的な感じでなんか見終わって心に残るものは少なかった気がします。

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「ウルフマン」

2010年04月25日 | 映画
映画館で「ウルフマン」を鑑賞。狼男の映画は何故かとても好き。「狼男アメリカン」「ハウリング」とか特殊メイクにハマった原因でもある。
今回の新しい映画も特殊メイクはリック・ベイカーさんが手掛けているというのを知って俄然見たくなったのでした。映画見て分かったのだが、リック・ベイカー氏は今回はメイクアップ・デザインを担当したとの事で直接メイクをやっている訳では無いようだ。まぁ殆んどCGだしね。デザインといっても今回はオリジナルのロン・チャーニー版の狼男のデザインに近いものだったので元のデザインは別人。しかしチョイ役で出演したりしていて目立ってました。
映画はクラシック映画のリメイクといった感じで雰囲気がとても良いが、ひたすらCG合成な場面やら今風なカメラワークが続きます。悪くはないんだけど引っ掛かる何かが無くて段々と眠気が襲ってきました。ウトウトしてたら変身シーンの登場です。ここで一気に目が覚めました。そこからは夢中になって見れました。変身場面は「狼男アメリカン」とほぼ同じだったけどワクワクドキドキしましたよ。
狼男っぽい顔立ちのベネチオ・デルトロの演技というか佇まいが良かったです。しっかり哀しみも出てたしアクションもあって見終わっての満足感はあったんだけど何か見ている時は昔の作品と比べてしまって昔の方が個人的には愛着あるなぁ~と感じました。
それが僕にとっては「狼男アメリカン」や「ハウリング」だったのですが、この映画はオリジナルのユニバーサル狼男にとても敬意と愛着を込めて作られているのは分かりました。
そちらの映画が好きな人にはお薦めですね。
ドラマで見せる狼男映画です。
しっかり良く出来た娯楽作品に仕上がっています。

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「ゾディアック」

2010年04月25日 | 映画
ブルーレイで「ゾディアック ディレクターズ・カット」を鑑賞。
ディレクターズ・カットになってどう変わったのかは分かりませんでしたが、先に長い特典映像のドキュメンタリーを見てから見直したので事件について深く内容を追う事が出来ました。映画一本分程あるドキュメンタリーは事件の当事者逹が語っているし実際の写真や映像が見れるので興味深く見応えがありました。
この特典があるだけでもブルーレイを買って正解でした。
アナログテレビで鑑賞してるから劇場で感じた独特の映像トーンは味わえなかったけど時代の空気感や独特のカメラワークとかは改めて見てもいい感じでした。ちょっと長いんですけど流れるような展開で飽きずに引き込まれました。
事件によって人生が狂わされてゆく人間模様が良く出ています。

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