ブルーレイで「エルム街の悪夢7 ザ・リアルナイトメア」を鑑賞。昔レンタルビデオで一度見てるが内容は殆んど忘れてたので新鮮に見れる。記憶ではなかなか面白かった筈。
見直してみて地震が多発するという少し前に実際に体験したような状況が舞台となっていたので前に見た時よりリアルに感じられて特に前半の方は物語も設定も惹き付けられ見れました。リアルな世界と悪夢の世界が曖昧に混ざりあってゆく展開と描写が上手く飽きずに見れた。
これが現実だったら・・と考えると恐ろしい!と感じれるパート1では存在していたこのシリーズの本来の恐怖感覚が再び味わえる映画に仕上がっていた。
役者もパート1の主役やメインな人物が関わっていて映画によって繋がっている関係等、面白く見応えもあった。
後半は特殊効果の見せ場等色々ありましたが、この映画はそんなフレディの活躍よりも前半から中盤までの目に見えない恐怖や不安。そして夢の世界との境界が崩れる所とそれを信じてもらえない苦しさが良かった所だと思いました。
冒頭の映画の撮影風景はまだシナリオも出来てない設定なのに何の映画を撮ってたんでしょう?という矛盾を感じましたが、逆に見終わってみると全て映画の撮影でしたと見る事も出来るのでまぁそういう解釈にしときましょう。
現実の映画を題材にアイデアで面白く見せた良作。