どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ジェニファーズ・ボディ[完全版]」

2018年08月19日 | 映画
ブルーレイで安かったから衝動買いした映画「ジェニファーズ・ボディ」を完全版という方で初鑑賞。
音楽の使われ方とか見せ方とか良くてアメリカのティーン映画としてなかなか楽しく見れました。設定とかベタな展開とか先は読める部分は多いけれど過程や背景なんかや女の子の会話なんかに工夫や生々しさがあって面白いです。ジャケットで主役だと思っちゃうミーガン・フォックスは見た目的には良いけどそんなに見せ場は無く主役としての存在感を発揮していたのはお目目デッカいアマンダ・セイフライドの方でしたね。彼女の芝居や存在感がとても良かったです。
ミーガン・フォックスのセクシーさを売りにしてるとしたら中途半端だったし吸血鬼の悲しさや切なさも中途半端に感じました。そこら辺を掘り下げて描いていればもっと共感なんかも出来たかもですが軽い印象でした。ただこの作品で他のティーン系ホラー映画と違い良かった所は友人の死や親の存在がちゃんと重いものとして描かれていた所。バンバン人が死んでも普通にパーティやって騒ぐような映画が多い中ではそういう所が学園ものとして深みを持って見れました。
エンディングのテンポ良い音楽と共に見せるその後の展開とか面白くみれました。残酷さの中にちょっとしたユーモアやセンスも感じれる内容的には軽いけど案外真面目な映画でした。
海外版のポスターは「student bodys」というコメディ・ホラー映画に似てると感じましたが意識してたのでしょうかね?




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