どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「モーリタニアン 黒塗りの記録」

2021年11月02日 | 映画
劇場で予告編を見て気になってた映画「モーリタニアン 黒塗りの記録」をレイトショーで鑑賞。夕飯食べる時間無かったのでお腹空き空きでした。結構テンポ良くドキュメンタリー映画っぽく展開して飽きずに見れるのですが途中で長いなぁと感じちゃう部分もありました。後半で急に物語的に進展して動き出してきた所で突然終わりました。その後は殆どテロップと実際の映像で紹介されました。この後半からの流れが1番興味深く驚きもありました。グアンタラモ収容所のニュースは当時の報道でも知ったりしたし別な映画でも見たりしていたので色々と考えさせられるものがありましたが、あの時代はテロとの戦いとの空気感というか逆らえない一体感みたいなものと、やっぱり9.11の衝撃で何かが麻痺したような勢いがありましたね。何か間違ってる感を当時から感じていましたけど確信出来ない部分もありました。
日本の政治なんかでも黒塗りの記録は見ますが情報や隠蔽の闇と正しい事、間違った事の曖昧さというものについて考えさせられました。




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「トゥルー・グリット」

2021年11月02日 | 映画
沢山アカデミー賞とかノミネートされた映画「トゥルー・グリット」の中古ブルーレイを衝動買いして5.1ch 大画面にて鑑賞。ジョン・ウェインの映画のリメイク作だったんですね。後で知りました。前半でいきなり睡魔に襲われたりしちゃいましたが捜索に出る所からはしっかり見れました。久しぶりの西部劇で見応えのある内容でどうなるのか後半に向かうにつれてより面白く見れました。そして終わりかと思ったら更に続きしんみりとした味わいを残すエピソードがありました。
後半の流れがとても良かったです。
だけど特別凄く良かったという印象までは無かったかな。
ジェフ・ブリッジスがとても良い芝居を見せていました。


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「知りすぎた少女」

2021年11月02日 | 映画
マリオ・バーヴァ監督の1963年の白黒ジャーロ映画「知りすぎた少女」をブルーレイで初鑑賞。少女というより普通に大人な女が主人公で若きジョン・サクソンも出てました。
殺人事件を目撃して犯人に襲われる不安や恐怖の中、犯人探しの謎解きをするというジャーロ映画ならではの面白さがあり最後まで色々な結末やオチを推測したりして見れました。犯人は判明しますが最後にとぼけたオチというかユーモアと含みのあるもう一つの真相みたいなものがあったりして面白かった。このオチは見てる時に想像はしたんだけどね。他に邦題のせいで主人公の少女時代に見た殺人が今になって蘇って見えたとか色々なパターンを想像したな。
白黒の撮影の印影が美しく主人公も瞳が綺麗な女優さんで惹き付けられました。イタリア語の会話やナレーションがジャーロ映画の雰囲気あって良かった。今作が最初のジャーロ映画と言われているようです。話の内容というか展開は強引で辻褄合ってるのか疑問も湧きますがジャーロ映画ってそういうの多いよね。先が読めそうで読めないというか確信が持てない流れが面白く見れました。




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