どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ロッキーvsドラゴ」

2022年09月03日 | 映画
「ロッキー4」の再編集版の映画「ロッキーvsドラゴ」を劇場まで観に行ってきました。新規映像も多く随分と編集が変わっているらしいが尺はそんな変わっていないという事でどう違うのかという点でも興味がありました。「ロッキー4」は初公開時に初めて劇場で見たロッキー映画で大阪松竹座で2回続けて見たのを覚えています。それぐらいハマった映画でビデオやブルーレイでも何度も見た映画ですが当時流行っていたミュージックビデオ感覚の編集や音楽に乗ったテンポの良い所が懐かしくも好きな面でもありました。
今日見た「ロッキーvsドラゴ」では子供とのやりとりやエンタメ路線の都合の良い部分がカットされてよりロッキーとドラゴに視点を絞って再編集されていました。
結構別テイクや使われなかった別エピソードが加わっていて違った面白さや良さのある映画として生まれ変わっておりました。
今作にしか無い良さもあったりしました。
だけどやっぱり元のバージョンも好きだったから違和感感じたりした面もありました。画面サイズがビスタからシネスコに変わっているのが暫く画面のフレーミングに違和感を感じたし音楽と編集の微妙な違いに違和感を感じたりもしたかな。
今回変わっていた点で感動して泣けた部分としてはアポロの葬儀でのロッキーの追悼の涙ながらに語る言葉でした。
そして変更部分では無いけれど泣けたのはポーリーとの関係性とやりとりで試合前の言葉とかグッと来るものがありました。
その辺りやプロボクシング委員会とのやりとりとかはその後のシリーズでのエピソードで形を変えて生かされていた部分もありましたね。ラストも少し変わってましたね。ここでは詳しくは書かないけど元の方がメッセージ性は素直に伝わり爽快に終わりましたが今作ではちょっとその点ではグッと来る感じは減ったけれどボクシング映画としてロッキーvsドラゴとしては更に良いものを感じさせてくれる印象を残すものとなっていたと思います。
久しぶりに大スクリーンで懐かしの映画を新たな映像や視点で楽しませてくれて堪能出来ました。




コメント

「ブレット・トレイン」

2022年09月03日 | 映画
病院会計に時間がかかり上映時間ギリに劇場に駆け込みポイント鑑賞で無料で映画「ブレット・トレイン」を鑑賞。
予告編見て興味を持ったのですが日本が舞台になっていて新幹線内で殺し屋達がバトルを繰り広げるという内容です。日本の小説が原作との事。真田広之とか日本人俳優も出ています。タイトルやクレジットも英語と日本語が同時に出たり始まって暫くは日本語だけの展開だったので間違って日本語吹替版見てるのかと思いました。
映像も外国人から見た日本の好みの面の視点が出ていて興味深かった。音楽やテンポの良い編集や脚本の構成とか良かったけれど何かスッと物語に入って行きにくく後出しで判明してゆく都合の良い展開や設定に驚きや感動では無くそうですか!と確認作業みたいでイマイチ乗れない感じで経過を見ているようでした。だけどその無理矢理な物語展開が後半に向かって無茶苦茶アホらしい程のエスカレートぶりを見せてくれて逆に細かい事気にせずに楽しんだ方勝ちみたいな乗りがあって後半では割り切って楽しんで見れました。
数ヶ月前に見た「ザ・ロストシティ」のキャスト陣がゲスト出演していたりコメディ映画としての豪華なお遊び的な面白さもありました。
VFXやCGもなかなかで流石はハリウッドって感じで派手な見せ場や絵的に素敵な映像を見せてくれました。だけど新幹線の窓の外の風景の流れが遅く普通列車からの風景のように見えたりでもっと新幹線なら早い方が良かったんじゃない?って思ったり日本っぽいけど何か違う感もある光景とか気になる点も結構ありました。
最後は京都の街が無茶苦茶になったり映画ならではの面白さとして気にせず見れたけど。もっと真面目なアクション映画なのかと思ってましたが思ってた以上の馬鹿映画だったという印象でした。






コメント