どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ライト & マジック」

2022年09月17日 | 映画
ILMのドキュメンタリー映画「ライト & マジック」の続きを最後まで鑑賞。アナログな特撮からデジタルのVFXに変貌して会社も社員数も大きくなってゆく過程が知れました。この時代の流れは自分自身も映像の合成の仕事をしながらリアルタイムで体験しているのですが今から思うとあっという間だったんだなぁという気がします。
初めて「ジュラシック・パーク」の恐竜を見た時の衝撃も思い出しました。
デジタルとCGの進化を見てきましたが今や凄い所まで来てますね。だけど初期の頃はやっぱり抵抗もありました。未だに個人的にはCG臭さというか気になる点や欠点も感じたりする面はあるのですが技術は進歩し続けているのが分かります。
今作はドキュメンタリーとしては上手く纏められており興味深い話や映像もあったりで面白くは見れましたが、もっとより詳しく作品毎の裏側も見たかった感じもありました。まぁ全部描いてたら凄く長くなっちゃうけどね。
半分程は内容的にも知っていたのもあるからね。アナログ時代の特撮は当時はILMは最強というか憧れであり毎回ワクワクするものがありました。デジタル時代となってからも凄いんだけど昔程のワクワク感というか驚きというのは最近は無くなってきているように感じるのは僕が歳をとったせいだろうか?何気にルーカスのエピソード1
〜3のデジタル技術の映像の新しさみたいな挑戦や驚きからは質は向上していても特別新しいものや魅力を感じれなくなっている自分もいます。3D映像は革新的と思いましたが最近は廃れちゃってますしね。裸眼立体視はまだ先なのかねぇ。
僕自身もVFXや合成の仕事からは一歩退きましたが楽しかったのはアナログとデジタルが両方補い合っていた時期だったかなぁ。




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