ロジャー・コーマン制作・マーチン・スコセッシ監督の映画「明日に処刑を...」を鑑賞。役者陣が皆良く個性的で撮影も音楽も良くて見応えありました。どんな内容の映画なのか全く知らずに見始めたのですが反骨精神が素敵なちょっと楽しい強盗達の映画でした。だけどそれぞれに暗い影の部分というか哀しみがあり優しさがあるのが良かった。
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キャラクターは良かったけど少々怠い所もありましたが最後はアメリカン・ニューシネマもどきなすっきりしない余韻を残す映画でした。バーバラ・ハーシーとデビッド・キャラダインの生き様とショットガンをぶちかます黒人がちょいちょい心に響くというか沁みる印象的な所を見せてくれました。
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