今日は下北沢のトリウッドにて上映される朝めし前プロジェクトの「ハーレムエイジ」「武士道/一期一会」の2本立てを見に行く。「ハーレムエイジ」は今日でみるのは3回目なので今回映像の凄さよりもちゃんと話に集中して見る事が出来ました。設定がまず面白い。カット割りもしっかりしている。
音響が特に今日は良く出来てるというか迫力あるなあと感じました。なにげに役者が思ってたよりも沢山出てる事に今日、気がつく、それもみんな女性だ。話はちょっと哀しい話で最後はすっきりしないが最後はいろんなとらえかたの出来る映画だと思います。何分の映画だったんだろう。短編なんだが色んな情報が詰め込まれてます。悪者?の正体がよく分からず何の為に人を襲うのかがちょっと分かりずらかったんですが、悪者?の側の気持ちになって見てみると僕の大好きなモンスターの哀しみみたいな哀愁も感じれて最後はモンスターが勝ったんだけど何か孤独な本物の人間になれないでいる哀しみみたいなものを勝手に感じたり。きっとそういうラストではないのかもしれないがどうにでも解釈できるラストでもあり別にどう感じようがそれは観客の自由という事で許されると思う。他で見た人はどう思うんでしょうね。
間違っていたら監督、正解教えて下さい。今日、聞くの忘れた。多分、間違ってると思うので正解を知って「な~るほど」と思いたいです。
それから「武士道/一期一会」を見る。これは初めて、携帯のPVのような作りで素早い展開で主役の上村さん側しか写ってないけど想像上の相手もいて実話というフリに素直に騙され興味深々にどうなるのか見る事が出来ました。構成とシナリオの上手さが光る作品。もちろん主役の上村さんの魅力も
光ってます。途中2つの時代劇のシーンが入り短いエピソードだがちゃんとした話が展開し、役者としての彼女の姿と見ごたえのある侍のアクションシーンが見れる。自主映画で時代劇をカメラマン無しでよくあれだけのものが作れたなと感心する。結果としてハリウッドの「ラストサムライ」に出演出来なかったという事だがそれよりもこの映画に出れた事の方がよっぽど良かったというか嬉しいというかちゃんと作品として形になって良かったなあという風に見てて感じた。短編映画として分りやすく出来てるし、心を動かされるものがある。なんかさわやかな印象だ。
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