「ボーダー 二つの世界」の監督の新作「聖地には蜘蛛が巣を張る」の予告編を見て観に行きたいと思っていたのだがタイミング逃してしまい上映は終わっていた。だけど遅れて川崎市アートセンターという所で上映しているという事で初めて行ってきました。1日1回上映で早く着き過ぎてチケット購入後に駅周辺をウロウロと時間潰しで散策。暑い上に混んでて何処もいっぱいでした。
暑くて疲れ果てていたので劇場は快適で最高だったけれど睡魔にも襲われてしまうという状態での鑑賞となってしまいました。
冒頭で衝撃的な殺人場面が描かれて犯人は誰か?を追う物語だと思ってたのですが、犯人は直ぐに顔も分かり犯人側の行動と犯人を追う女性記者の行動とか淡々と交互に描かれてゆく展開でした。
罪の意識とかを持たない考え方の違う独自の正義感による殺人だとか社会の問題や宗教的な問題が何ともキツく重く考えさせられる内容でした。実話というのが更に恐ろしさを感じました。役者陣の存在感や芝居が素晴らしく真実味を持って見れました。