デビッド・クローネンバーグ監督の息子のブランドン・クローネンバーグ監督による映画「ポゼッサー」を5.1ch 大画面にて初鑑賞。父親譲りというか似た感じの雰囲気ある映画でした。映像や色使いに編集と美術なんかは良かったんだけどテンポが緩くて睡魔に襲われてしまう場面も結構ありました。興味深い物語でしたがなかなか進展しなくて全貌が見えて来なかったのが疲れていた身体には少ししんどかったかな。
精神がリンクしたりの脳内映像的な短いカットとビジュアルでとても印象に残る場面があって、その辺は見応えありました。最終的には物語も分かりやすく理解出来る流れではありましたが特別凄い感動や衝撃というものまでは感じられなかった。だけど独特の世界観に拘り感じる見せ方なんかは良かったです。