どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ドラキュラ (1979)」

2023年07月21日 | 映画
昔からポスターやチラシを見て気になっていたフランク・ランジェラ主演の1979年に作られた映画「ドラキュラ」を初鑑賞。色の薄いモノトーンの美術や衣装に撮影の雰囲気が良くて映像的に素敵な怪奇映画に仕上がってました。音楽はジョン・ウィリアムスで聴いた事ある曲でした。ドナルド・プレザンスやローレンス・オリビエが出ていたとは知らなかった。女優はミーナ役の人の方が魅力的でした。監督はジョン・バダムだったんですね。安定の娯楽作に仕上がっていて良かったですが特筆して面白かったというものは無かったかな。
フランク・ランジェラの吸血鬼役は目の芝居がとても良かったです。眼球が小刻みに動くという芝居が印象的。






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スーパーガール フィギュア修理

2023年07月20日 | フィギュア
昔作ったけど地震で落っこちてバラバラになったまま箱に入れて放置していたスーパーガールのフィギュアを久々にひっぱり出してきて瞬間接着剤で修理しようと考えてる所。汚れてたので除菌シートで拭き拭きした。完成形は箱の写真にあまり似てなくて残念な感じなんだけどね。








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「ブラック・アンド・ブルー」

2023年07月18日 | 映画
何となくジャケ買いしたブルーレイで映画「ブラック・アンド・ブルー」を5.1ch 大画面にて鑑賞。女性黒人新米警官が同僚の汚職警官の殺人現場を目撃してボディカメラに撮られたという事で揉み消そうとする警察やギャングにも追われて逃げ場無しな状況でどうするのか?という展開が緊張感もありアクションもありで思ってた以上に見応えもあって飽きずに引き込まれて見れました。ちょっと後半は都合良すぎな流れも目立ちましたが。シナリオが良く出来てて考えさせられる社会派な内容が上手く出てたと思います。役者陣も皆良かったです。







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「サントメール ある被告」

2023年07月17日 | 映画
存在すら知らなかった映画「サントメール ある被告」を前知識無しで劇場にて鑑賞。
フランス映画でフランスの裁判の流れとか知らない興味深い面も見れました。話の内容は法廷劇で事件の真相に迫るようなものかと思いきや傍聴人の秘められた背景が裁判と共に少しづつ見えてくるというようなものでした。裁判の流れはリアルタイムで淡々と進む感じで長い間が緊張感がありました。事件の詳細は被告の証言が曖昧だったり変わったりで真相は見えてきませんでしたが心の闇というか何か辛いものが感じられました。そんな所に傍聴人の主人公は感情移入して自分の境遇や過去を見つめ直すのですが正直僕にはそこまで明確に伝わるものが無く曖昧な部分が多かったです。
女性なら分かるみたいな感じですかね?
母親との何かの確執があって、そこから逃れたいようなものがあっても実際に自分に子供が出来て母親になった時に自分も結局は母親と同じかそれ以下にしかなれないんじゃないか?という不安のようなものがあったのかな?何にせよ母親と子供は切れない絆のようなもので繋がっているという事を伝えたかったのかな?人によっては絆で無く呪いとも捉える人もいるという事かな?分からない部分が多かったけれども興味深く考えさせられながら飽きずに見る事は出来ました。
実話が元になっているようです。明確な答えは用意せずに傍聴人の1人となって見ている側に考え想像させるような映画でした。




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「オープン・ユア・アイズ」

2023年07月16日 | 映画
公開時に劇場で観て衝撃を受けた大好きな映画「オープン・ユア・アイズ」をブルーレイも安くなってきたので買い直しして久しぶりに高画質7.1ch 大画面にて鑑賞。
夢と現実の狭間の幸せな部分と悪夢のような感覚が実に良く出ていてサスペンス・スリラーとしても興味深く見れますが恋愛物語として実に切なくも悲しい部分が胸に響きます。
母が亡くなった後に暫く夢では生きていて夢と現実が頭では分かっているのにごっちゃになっていた不思議な感覚を当時は凄く感じたりして色々と感情移入も出来てたのですが久しぶりに見ると何度も見たせいか最後を知ってるからか昔程は感情移入してまでは見れ無かったかな。
だけどやっぱり良い映画でした。
音楽もとても良くて特にラストは美しくも悲しくも恐ろしくも不思議な留まりたいような去りたいような複雑な感覚を盛り上げてくれました。
今作が大好きだからトム・クルーズによるリメイク版は興味はあるけど見ていません。予告編を見ると空がより美しい映像でしたね。
今作のペネロペ・クルスはとても魅力的でした。




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「CLOSE クロース」

2023年07月15日 | 映画
カンヌ映画祭でグランプリを獲った映画「CLOSE クロース」を殆ど予備知識無しで鑑賞。ポスターからまた賞獲りそうなジェンダー絡みか同性愛系の映画かな?と想像しカンヌだからまた難解な内容だったりするのかな?と思ったりしましたが実に分かりやすく伝わるものもある良作でした。撮影もとても美しく淡々と情景が描かれますが多くを語らずも映像と主人公の表情や視点で色々な事が伝わり心情にグッと来るものがありました。主役の少年の芝居は素晴らしかった。
悲しく切なくも恐ろしさもあり最後はそれでも何か救いのようなものも感じれて予想以上に良い映画だった。




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「Pearl パール」

2023年07月11日 | 映画
丁度1年前ぐらいに見た映画「X エックス」の最後に続編の予告編が付いていて冗談かと思ったら本当に続編が作られていた!という事で何か楽しみにしていた映画「Pearl パール」を仕事帰りに新宿まで観に行って来ました。
主演のミア・ゴスの存在感が凄くて前作のあの役柄を更に掘り下げた恐ろしくも切ない内容と芝居で見応えありました。
特に後半の長回しのアップの顔の芝居、そしてラストの表情が素晴らしかった。
じわじわピリピリするような哀しみと怒りと何か起きそうな不穏な時間が変な緊張感があって良かったです。
昔の映画のような質感や美術の拘りが実に良く夢の場面もCGバリバリ今風で無くて古風な味わいあるもので素敵でした。
前作と同じく変わった雰囲気の中、不思議なユーモアも感じれる面もあり良かった。
それとコロナ禍だった頃を思い出すような伝染病への恐怖心や環境なんかが現実味を持って見る事も出来ました。
前作ありきですが今作の方が何か好きな映画となりました。






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「テッドK ユナボマー 狂気の目覚め」

2023年07月09日 | 映画
「テッドK ユナボマー 狂気の目覚め」という映画を鑑賞。ユナボマーって爆弾魔の名前は知っていたけど詳細は知らなかったので興味深く驚きと共に見れました。
頭が良くて優秀だったが故に優越感を持っていたのだと思うが女性関係は上手く行かず弟に嫉妬してか劣等感を持ったか不満や怒りが変な方向に向かってゆき爆弾魔となってゆく過程と経過が描かれてました。ちょっとイメージ映像というか間の長いもたつく部分もありましたが心情も伝わるものもあり見応えある映画でした。
調べると犯人のテッドKは今年刑務所で自殺により亡くなったそうですね。







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「アミューズメント・パーク」

2023年07月08日 | 映画
ジョージ・A・ロメロ監督の「アミューズメント・パーク」という映画をDVDで鑑賞。老人がひたすら酷い目に遭うという悪夢のような内容のミステリーゾーンみたいな映画でした。誰もがいずれは老人になるのだが社会から必要とされなくなるような感覚や身体の自由が効かなくなる事やお金を騙し取られたり差別を受けたりと現実社会の暗部を直接見せられるという社会風刺が出たロメロ監督らしい映画で素早い沢山のカットの編集や音楽の使い方等も後の「ゾンビ」なんかに通じるような感じがありました。
元はキリスト教団体から老人問題をテーマに老人を大切にしようというメッセージを伝える映画として依頼され3日で撮ったという教育映画だったという事ですが出来上がったものが生々し過ぎてかお蔵入りとなってしまっていた作品だそうです。
娯楽性は殆ど無いけれど興味深いものもあり見れて良かったです。




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「クリーン、シェーブン」

2023年07月08日 | 映画
気になっていた映画「クリーン、シェーブン」のブルーレイを購入して大画面にて初鑑賞。狂気系ホラー映画かな?と想像してましたが淡々と展開するジワジワと全体像が判明するちょっと難解そうに思えたけど最終的にはシンプルに何か切なくも地味に引っかかるものを残す映画でした。ホラー映画では無かったです。もっと何か衝撃的で斬新な映画なのかと期待していたのですが、思ったよりは普通だった印象もありました。主役の役者の芝居と存在感と撮影の切り取り方は良かった。編集はちょっと怠く感じる面もありました。
時間軸が主人公と刑事と別で最後に繋がるみたいな流れなのかな?と途中で思ったりしたんだけど、そんな事無かったですね。
何処で痛みを感じる場面がありました。






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「ターミネーター」

2023年07月04日 | 映画
大好きな映画「ターミネーター」を久しぶりに7.1ch 大画面にて鑑賞。何度も見てるから殆ど覚えてて確認作業のように見てたような感じでしたがサラウンド音響の良さなんかを満喫出来ました。何気にエンドロールで流れる音楽のサラウンド感が効いてて気持ち良く聴けました。
殺しの場面は直接は見せないけどもなかなかインパクトがあり若きシュワちゃんのムキムキな筋肉ロボットぶりが存在感があってとても良いです。
ストーリーも良くなかなか終わらないしつこさがドキドキワクワクもして最後に上手く話が終結するというアクション凄いけど哀しみのある恋愛物語でもあり、やっぱり好きな映画だと再確認出来ました。
シリーズ中でも1番好きなのは今作。




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「パラダイム」

2023年07月03日 | 映画
ブルーレイで7.1ch 大画面にて久しぶりに「パラダイム」を鑑賞。
ジョン・カーペンター監督による音楽が凄く良くて全編に渡り不穏で何だか分からないけどドキドキする曲が場面を盛り上げてくれました。
何も起きないが何か起きそうな流れに惹きつけられました。ホームレスが集団で突っ立っている映像がとても恐ろしさが出てました。
そんな映像を音楽と編集で積み重ねた描写がとても良い映画です。
1987年の映画だったんですね。今や随分と昔のイメージですが公開時に劇場で見た時はこれから来る世紀末と言われた1999年に向けての不安や恐怖感もリアルに感じれました。






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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

2023年07月01日 | 映画
レイトショーで公開されたばかりのシリーズ最新作で最終章の映画「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を鑑賞。
主演のハリソン・フォードは母が生きていたら同じ歳だったというのを考えると現役で活躍している姿を見れるだけでも何か良いものを感じつつも、やっぱり老けたなぁとも感じたり。映画は普通に面白くは見れたんだけど内容が冒険活劇というより「ミッション・インポッシブル」か007のシリーズみたいな感じで進み最後に急にインディ・ジョーンズ・シリーズ的なまとめに入るという感じがして何か微妙なものも残りました。VFXの技術や映像の凄さを感じる場面が沢山見れて飽きずには見れたけれど冒険のワクワク感やキャラクターの良さというのが少なめだった気はします。
音楽はやっぱり良かったですね。
個人的には最初に劇場で見た「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」がシリーズ中では1番好きです。






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