「二口善雄植物画展ー植物画界パイオニアの画業を振り返るー」を観に、富山まで行ってきました。
現在、富山県中央植物園(富山市内)で「二口善雄植物画展ー植物画界パイオニアの画業を振り返るー」というものが行われているんですが(9月13日(金)~10月14日(月))、妻が、「ボタニカルアート(植物画)」を習っていて、是非それを観に行きたいというので、私が運転手を兼ねて行った来たわけです(^^;
また、展示開催期間中の9月29日(日)には、「講演とトークショウ」が行われる(13:30~15:00)というので、特にそれに合わせた計画を立てて出発しました。
9月28日(土)、特に急ぐこともありませんので、朝8時半頃の出発です。
当面の目的地は富山県の「魚津」です。
ところで、何故「魚津」に向かったかですが、昔、20年以上も前の話ですけれど、以前、車で北陸を旅した時、「魚津」に立ち寄り、民宿に泊まった際に美味しい魚料理を食べたことがありましたので、また、美味しい魚料理を食べてみたいな~と思ったからです。
また、今回の旅の本命は、9月29日の「講演とトークショウ」を聴くことですが、その「講演とトークショウ」が午後の「13:30~15:00」に行われるので、9月28日に富山市内にまで行ってしまって富山市内に泊まったのでは、9月29日の午前中が手持無沙汰になってしまうからです。それで、富山市内からちょっと離れた「魚津」に泊まり、そこから、のんびりと富山市に向かい、本命の「講演とトークショウ」を聴こうという計画を立てたわけです。
ということで出発です。まず、常磐道を北上し、友部JCTで北関東道に乗り、栃木都賀JCTに向かい、そこで東北道に乗り換えます。東北道を短時間南下し、岩舟JCTで再び北関東道に乗り、高崎JCTに向かいます。高崎JCTで関越道に乗り換え、関越道をちょっとの間南下し、藤岡JCTで、今度は、上信越道に乗り換えます。
「魚津」までの行程も、ここまで来ると安心です。高速道の運転にも慣れてきましたし、複雑でややこしいJCTの乗り換えは、もう、あとにはありませんから。それに、藤岡JCTを過ぎると、次のJCTは、上越JCTだけです。それも、それほど難しいJCTでもなさそうです。それに、JCTの乗り換えにも随分と慣れてきましたし、、、(^-^;
なお、藤岡JCTから上越JCTまでの上信越道は、一本道で、距離は長く、時間も2時間半かかります。のんびりと、昼食休憩やトイレ休憩をとりながら進めます。
9月28日は、土曜日でもありましたから、各SAなども混んでいました。ただ、その中でも、「妙高SA」はひっそりとしていました。そこで、珍しかったものですから、パチリ、、、!(笑)
閑散とした「妙高SA」
ということで、上越JCTで北陸道に乗り換え、一路、「魚津」へ!
やっと、「魚津」に到着です。先ずは、魚津漁港へ!
魚津漁港光景(1)
魚津漁港光景(2)
しっか~し、漁港近くの街並みといえば、、、(-_-;)
全く活気がありません(><) シャッター通りです(><)
私が、以前訪れた頃の面影がありません(><)
泊まれるような民宿は見当たりません(><)
これには参りました。予定を変更せざるを得ないようです。
それで、まだ時間もありますので、予定を変更し、とりあえず、まずは、富山市内にある「富山県中央植物園」に行き、「二口善雄植物画展ー植物画界パイオニアの画業を振り返るー」の下見をすることに、、、。といいますのは、ここは、70歳以上は無料だということを知っていたからです。今日入っても、明日も入っても、共に無料だからです(笑)。
そういうことで、「富山県中央植物園」に行き、下見をしました。
ところがですよ、ところがです、、、(><) ガ~~ン(><)
展示パネルの「二口善雄画伯 年譜」というものを読んで、びっくりです(@_@)
二口善雄画伯は、平成9年に、既に96歳で逝去されているではないですか!
妻もうっかりしていましたが、私もうっかりしていました(-_-;) 迂闊でした!
今回の旅の本命は、9月29日の「講演とトークショウ」を聴くことです。それも、本人が「講演とトークショウ」をするものとばっかり思っていました。本人のご尊顔を拝すことも出来るものとばっかりに思っていたんです。ところが、ご本人は、既に22年も前に亡くなっているいるとは、、、。
これで、今回の旅の最大の目的は無くなってしまいました(-_-;)
こうなると、今回の旅が、何のためだったのか分からなくなります。もう、こうなったら破れかぶれです。緊張感も、プツリと切れました(笑)。疲れもドット出てきました(笑)。
それで、「今日は、富山駅前のホテルにでも泊まり、明日、また、今度は、朝のうちに、この「二口善雄植物画展」を再度観て、その後、真っすぐ帰宅しよう」ということに計画を変更しました。
それから、富山駅前に赴き、ホテルを探します。富山駅前には、ホテルが林立しているんですね。
その中から、一般的にもよく知られているホテルの一つを選び、宿泊しました。
9月29日(日)、朝、ホテルで朝食を済ませ、「富山県中央植物園」に向かう前に、路面電車の写真をパチリ!
富山市には、路面電車が走っているんですね! 私は、もう、路面電車なるものを、何十年も見ていません。それで、珍しく感じましたので、記念撮影です(笑)。
路面電車(画面 左奥に見える建物は富山駅です)
それから、「富山県中央植物園」に向かい、開園の9時早々に入場しました。
富山県中央植物園正面
正面入口付近の「二口善雄植物画展」の立て看板
正面入口を入って直ぐにあった看板。訪れた日を証明するために撮りました(笑)
在りし日の 二口善雄氏(展示パネルから撮影)
なお、展示作品は撮影禁止でしたので、紹介できません。
この「二口善雄植物画展」を観るのも、昨日に引き続いての二度目ですので、約1時間ほどで切り上げ、早々に、帰路につきました。
途中、何処に寄ることもなく、昼食休憩、トイレ休憩をとるのみで、真っすぐ自宅を目指します。帰路は往路と同じコースです。お陰で、まだ明るいうちに帰宅出来ました(^-^;
二口義雄という人を全く知りませんでした。日本のボタニカルアートについてもさっぱりです。
こういう絵は、写実+αですよね。写実だけなら写真で間に合うわけですから。写実を超えた写実ということになりましょうか。
それを、お二人で遠路はるばる鑑賞旅行とは・・・脱帽です。
ボタニカルアートは、昔は盛んだったようですが、写真の発達とともに、写真にとって代わられたようですね。
その後、だんだんと、写実+αで、写実にアートを取り入れ、復活してきているようです。
例えば、構図を考慮して、枝ぶりの良い植物を写生するとか、、、。
以上、知ったかぶりですが、私の独断と偏見です(^^;
私は、特に、ボタニカルアートに興味があるわけではないんですが、それはそれ、自分の骨董収集のためには、妻のご機嫌もとらなければならないわけですから、そのためにも、運転手を務めてきたわけです(^-^;
美味しい海の幸が食べられなかったのは
残念です。
植物画展も思いと違ってちょっと残念です。
せっかく遠路お越し下さったのですから
良い旅の思い出を少しでも持って帰れたら良かったですね。
ボタニカルアート、興味はありますが、自分では多分できないと思いますが良い趣味ですね。植物園の案内には「二口善雄」とありますが・・・
路面電車も一時は少なくなりましたが、スマートシティ構想とかで見直されているようですね。
何処も、状況は同じなんですね。これまで賑わっていた所が寂びれ、それほどでもなかった所が賑わうようになっているんですね。
これも、時代の流れでしょうか、、、。
「魚津」がそうでした。
でも、この調子ですと、「魚津」の街そのものが蜃気楼になってしまいそうで残念です。
「二口善雄展」については、準備不足、下調べ不足でした。
よく調べて計画を立てるべきでした。
今回の旅は、駆け足でしたが、暫くぶりで北陸を体験できました(^-^;
また、富山市内も初めて訪れることが出来ました。
なお、お天気も、28日の午後は雨、29日は一日中雨との予報でしたが、28日の夕刻に小雨となった程度で、29日もお天気に恵まれ、まぁまぁな旅となりました(^-^;
「二口善雄」が正解です。
さっそく、訂正いたしました(^^;
ボタニカルアートは、描くのは大変なようです。
細かな作業で、神経を集中しなければなりませんから、体力勝負の面もあるようです。
また、描きたいという意欲が湧いて来ないと描く気にならないようで、植物に感動することも必要なようです。
私は、そんな細かな神経を持ち合わせていませんし、古伊万里以外には、あまり感動しないようにしていますので(笑)、ボタニカルアートには向かないようです(笑)。
路面電車は、昔はダサイな~と思いましたが、再度、現実に目にしますと、意外とこれが都会的に見えました(^-^;
たまにはあるんですよこんなことも、それにしてもDr.Kさんのタフさには驚きます(+_+)同年代のチョイ悪には真似できませんーー;ま~あ似てるといえば東北道のトイレ休憩は閑散としたSAに入ります!
ご主人が骨董品、奥さんがボタニカルアート‼素晴らしい趣味で(#^.^#)
我が家も何か一つ見習いたいです(´;ω;`)
もっとも、これ、事前の準備不足、下調べ不足から生じたことです(><)
いつも、いい加減に生きているからですネ(笑)。
私は骨董品一辺倒ですが、妻は、ボタニカルアートと吹矢をやっています。
どちらかの一つに絞ったらと言ってるですが、言うことを聞かずに両方をやってます。
富山だったか?はっきりしません!
ですが、これを画くのは大変だと思います。
此方の地方では名前さえも知られていないと
思います。
この二口善雄氏は、石川県金沢市の生れですが、富山県中央植物園の初代園長さんと親交があり、その縁で、作品1,700点余りを富山県中央植物園に寄贈しているようです。
それで、富山県中央植物園では、何回か、その作品を使用してボタニカルアート展を開催しているらしいからです。
これ、描くのは、大変なようです。
細かい作業で、長時間神経を集中させて描かなければならないからです。
植物に感動し、その感動も持続させなければならないからです。
集中力と体力勝負という面もあるようですね。
そちらでは、まだ知られていないですか。
そのうち、だんだんと広まるかもしれませんね。