Dr.K の日記

日々の出来事を中心に、時々、好きな古伊万里について語ります。

伊万里 染付 壽字桃文 蓋物

2020年12月11日 15時41分04秒 | 古伊万里

 今回は、「伊万里 染付 壽字桃文 蓋物」の紹介です。

 これは、昭和59年に(今から36年前に)買ってきたものです。

 当時、せっせと、伊万里の収集に励んでいました(^-^*)  しかし、私が 集めていたものは、当時は、正式には「古伊万里」とは認められないものが多かったのが実情です(><)

 その頃は、元禄・享保以前の伊万里を「古伊万里」といい、それ以後の伊万里は「幕末もの」と蔑まれていました。

 でも、元禄・享保以前の正式な「古伊万里」は、値段も高く、市場にもあまり出回っていませんでしたから、伊万里を集めるとなると、結局は、「幕末もの」を対象にせざるを得なかったわけです(~_~;)

 それでも、なるべく、正式な「古伊万里」に近いものを集めるようには努力してはいました(^_^;

 この「蓋物」も、そうした態度で集めてきたものの一つです。

 

 

伊万里 染付 壽字桃文 蓋物

 

立面

 

 

上から見たところ

 

 

側面

 

 

蓋を外したところ(その1)

 

 

蓋を外したところ(その2)

 

 

底面

 

 

製作年代: 江戸時代中期末~後期初

サ イ ズ : 蓋径(胴径);7.1cm  高さ;8.1cm  底径;6.4cm


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Dr.Kさんへ (遅生)
2020-12-11 17:18:54
この形の伊万里、はじめて見ました。
何につかわれたのでしょうか。
蓋の合せが深いので、茶入れでしょうか。
胎土が純白できれいですね。
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遅生さんへ (Dr.K)
2020-12-11 18:14:47
用途が何だったのか、私も分かりません。
なるほど、蓋の合わせが深いですから、今なら、煎茶用の茶入れに使いたくなりますね。当時も、そのように使っていたのかもしれませんね(^_^)

胎土もきれいですし、絵付けも丁寧ですし、当時としては、そこそこ上手だったのだろうと思っています。
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Dr.kさんへ (酒田の人)
2020-12-11 23:48:25
とても珍しいタイプの品ではないでしょうか
少なくとも私は全く出会ったことのない品です。
土も上質できっちりした成形がされていますし、文様という点でもありそうでないタイプのものだと感じます。
使用目的は判りませんが、特注で作られた品なのかも知れませんね。
こういった小さくても特別な個性を持った品を見逃さないのは、さすがにドクターさんですね。
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酒田の人さんへ (Dr.K)
2020-12-12 09:31:58
酒田の人さんも、出会ったことのないタイプのものですか。
私は、これとは、昔、出会ってしまっていましたので、それほどには感じませんでしたが、言われてみれば、珍しいタイプのものなのかもしれませんね(~_~;)

土も上質ですし、蓋の合わせ目もきっちり作られていますし、私も、そこそこ上手のものだったのではないかと思っています(^_^)
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