今日もいいお天気でした。訪問したお宅の庭の片隅にカタクリが花をつけていました。カタクリは清楚で気品があり、私の好きな山野草の一つです。いつも撮影に訪れるところは花をつけるのは4月中旬です。それと比べると3週間ほど早い開花です。
おはようございます。今日もいいお天気になりそうです。さて本日の信濃毎日新聞の特集で東御市長選挙の状況がくわしく報道されていました。ぜひご覧いただき、どのようにお考えになるかお聞きしたいと思います。花岡さんは「プール第一」です。湯の丸の高地トレーニングプールが地域活性化につながるとしています。私は「くらし第一」です。市民のくらしを応援するような取り組みが地域を元気にすると主張しています。今回の市長選挙の争点が明確に示されました。あとは市民の皆さんのご判断を仰ぐばかりです。
おはようございます。とは言ってもいま午前2時半です。いままで選挙公報や選挙ハガキの原稿を書いていました。昼間は支持拡大に夜は事務仕事と、候補者は寝る間も惜しんで活動しなければなりません。というか、筆が遅いので皆さんに迷惑をかけています。
さて今回考えてみたいのは東御市の財政問題です。下の図をご覧ください。東御市の平成20年から平成32年(令和2年)の起債残高と積立金の推移です。起債というのは借金のことです。まず起債について見てみると、平成20年の142億円から現在の193億円に49億円増えています。これまで様々な事業を行ってきた結果です。
次に貯金(基金)についてご覧ください。基金には特定の目的にしか使えない「特定基金」と、比較的自由に使える「財政調整基金・減債基金」があります。いずれも平成25~27年の27億円をピークに減少傾向に転じています。とりわけ平成32年の「財政調整基金・減債基金」は6億3800万円と過去最低です。これから災害復旧関係の予算も見込まなければなりません。これではたしてやっていけるのでしょうか。
この間の花岡市政を財政の面から見ると、借金を増やし、貯金は食いつぶしてきたように見えます。その中には東御清翔高校を移転させて通したいわゆる15億円道路があります。これに対しては、無駄な道路だとして市民の反対運動がありました。
この間、全国で厳しい財政事情にある自治体が公表されています。こうした自治体の特徴は北海道の夕張市のような財政破綻ではなく、自治体の貯金である基金が枯渇することで自治体運営が立ち行かなくなるというものです。東御市においても財政健全化比率は決して悪くありません。問題は基金の枯渇です。ここ2年間で基金は半分に落ち込んでいます。きわめて憂慮すべき問題であると思います。