ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2016/08/27 「ミケランジェロ・プロジェクト」

2016-08-27 00:00:00 | 日記
「ミケランジェロ・プロジェクト」

ストークス教授 (ジョージ・クルーニ)
ジェームズ・グレンジャー 教授の仲間(マット・デイモン)
キャンベル 教授の仲間(ビル・マーレー)
ガーフィールド 教授の仲間(ジョン・グッドマン)
クレール・シモーヌ 独軍側の協力者(ケイト・ブランシェット)

 1943年。ベルリン陥落が迫るが、
追い込まれたナチスは略奪した美術品を廃棄しかねない。
 1944年。ストークス教授らは美術品奪還の為のチームを組み、訓練を受ける。
ノルマンディへ乗り込むが、教会を破壊するなと言う依頼にも前線は非協力的だ。
 グレンジャーは、ナチ協力者として逮捕された仏人クレールに協力を求める。
彼女は略奪した美術品を管理していたのだ。
やがて、ヒトラーは自分が死んだらすべてを破壊しろと言うネロ指令を出す。
仲間のジャン・クロードは戦闘に巻き込まれて死亡。
グレンジャーは移動する事になり、クレールは美術品の情報を記した台帳を託す。
 1945年。グレンジャーは教授らと合流。
クレールの台帳にあった美術品を見つけていく。
終戦となり、独軍が美術品を大量に隠した岩塩坑が見つかる。
だが、ソ連軍が迫っていると撤収命令が出る。
長く追い続けていた聖母像を見つけ、ソ連軍の到着前に間一髪持ち出す事に成功。
 こうして奪還した美術品は持ち主に返された。
回収した美術品は500万点以上に及ぶが、いまだ行方不明の物もある。
聖母像の為に命を失った者がいると、将来になっても言えるかと言う問いに、
1977年になっても教授はもちろんと答えるのだった。

 と言う訳で、ジョージ・クルーニが監督した戦争アクション(?)
敗色濃厚な独軍は奪った美術品を焼却し始める。
そうはさせじとクルーニらが奪還に乗り込むと言う訳。
メンバーはマット・デイモン、ビル・マーレー、ジョン・グッドマン。
さらに独側の協力者としてケイト・ブランシェットと言う豪華な布陣。
面白そうな設定だが、実際にあった話との事で、
各地で美術品を回収する様子を次々描いて、1つ1つは盛り上がらない。
基本的には前線に行く事もない。
デイモンがケイトから情報をもらうあたりと、
終盤の聖母像を持ち出すあたりが、やや面白い程度。
コメント
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