ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2020/01/06 「ANON アノン」

2020-01-06 00:00:00 | 日記
「ANON アノン」

サル 刑事(クライブ・オーウェン)
アノン 記憶の改変屋(アマンダ・サイフリッド)
チャールズ サルの上司
クリステン サルの元妻

起:記憶を検索して犯罪捜査する世界で、記憶が改変される事件が発生。
承:刑事サルは記憶の改変屋アノンに接触する。
転:何者かに視点を改変され、サルは窮地に陥る。
結:犯人は同僚サイラスだった。

 近未来。人間の記憶が検索可能になり、刑事サルは犯罪捜査に役立てていた。
 クレイと言う男性が殺害されるが、彼の記憶は視点を書き換えられていた。
何者かにハックされたらしい。
類似事件が1件あり、自殺として処理された。
サルは検知エラーの女性を見かけており、関係あるのかも知れない。
クレイの記憶を調べると、記憶が編集されているとわかる。
訪問者がいたはずだが、その記憶も消されている。
 レズビアンの2人が殺される事件が発生。やはり記憶が消されている。
家政婦は女性が訪問したと話し、サルは彼女を追跡しようとする。
だがサルの視点が改変され、転んだり電車に接触したりして逃がしてしまう。
 そこでサルは株式ブローカーを装い、記憶の改変屋を雇う事に。
浮気の記憶消去を依頼する。
アノンと言う女性は、娼婦と会った記憶を消し、別の記憶で埋める。
さらにアノン自身の記憶も消すのだ。
アノンには信条があり、プライバシーは尊重すると言う。
おかげで刑事とはばれていないのだ。
 サルはアノンの視点を追跡。
だが家具はすべてアナログで、居所を追跡できない。
そこで再びおびき出す事に。
 薬物を買った記憶を消したいと称して、サルはアノンと再会。
彼女と関係するが、記憶を探られて刑事だと知られる。
監視役の刑事レスターが殺され、追跡すればサルも死ぬと警告される。
 サルは視点に侵入され、様々な記憶で混乱させられる。
実際にはない火事を見せられたり、エレベータから落ちそうになったり。
視覚を乗っ取られ、何が現実かわからない。
 サルは隣人トーマスを撃ったとして拘束される。
偽装だと訴えるが、それを証明する事は出来ず、停職になる。
それでも事件を追うサルはアノンと再会し、彼女の仕業ではないと思うように。
 警察に監視される中、サルにアノンから連絡が入る。
彼らは監視していると思っているだけだと言い、正体不明の犯人に襲われる。
だが、サルは視点をそらしたまま射殺する。犯人のサイラスはサルの同僚だった。
 サルは、上司の命令に反してアノンの追跡をやめる。
現れたアノンは私に秘密はないと話す。
見せたいものがないだけと言って、彼女は姿を消すのだった。。

 と言う訳で、SF味付けによるサスペンス。
主演はクライブ・オーウェンとアマンダ・サイフリッドで
監督は「TIME/タイム」でアマンダと組んだ人。
人々の記憶が管理され、犯罪があってもすぐに解明されるようになった未来。
クライブは記憶を追跡する刑事だが、
アマンダ扮する記憶の消し屋が現れ、捜査を混乱させると言う訳。
アイデアは面白そうだが、物語としてうまくまとまっている印象は受けない。
アマンダはちょっとだけ裸を披露するが、なぜちょっとだけなのかとも思う。
コメント
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