２０２０／０１／２６ 「マイ・サンシャイン」

「マイ・サンシャイン」

ミリー　子供たちを世話する（ハル・ベリー）
ジェシー　黒人の若者
ニコール　黒人の娘
ウイリアム　ジェシーの仲間
オビー　近所の男性（ダニエル・クレイグ）

起：ミリーは黒人の子供たちを養っていた。
承：ロス暴動が発生。
転：子供たちが巻き込まれ、止めようとしたミリーも逮捕される。
結：何とか逃げ出すが、子供が死んだと知る。

　１９９１年。黒人少女ラターシャが万引きの濡れ衣を着せられ、
店員トゥ・スンジャに射殺される。
店員は罰金５００ドルの罪で済み、黒人たちは抗議する。
黒人ロドニー・キングが白人警官４人に暴行を受ける映像が流れ、大騒ぎになる。
裁判では、白人警官たちの正当性が主張され、評決はなかなか出ない。
　ミリーは黒人の子供たちを養っていた。
その中のジェシーは、酔いつぶれたニコールを連れ帰り、彼女も仲間に加わる。
ジェシーは洗車で稼いでいたが、他の連中は万引きしたりしている。
近所に住むオビーは、白人ながら子供たちの世話をしてくれている。
　白人警官たちに無罪評決が出て、黒人たちが騒ぎを起こす。
ジェシーが警察に拘束され、抗議するミリーも手錠をかけられてしまう。
騒ぎは暴動に発展し、興奮したウイリアムを制しようとジェシーが刺してしまう。
ジェシーは助けを求めるが、周囲は大混乱で、それどころではない。
　ミリーは逃げ出し、オビーが何とか手錠を外す。
暴動に乗じて盗みをする者がいると報じられ、
ミリーはその中に子供たちがいると気付く。
止めに行こうとするが、
警官はミリーを悪党と決め付け、オビーと共に電柱に縛り付けてしまう。
　朝になり、ミリーらは何とか手錠を外して帰宅。
ジェシーは無事だったが、ウィリアムが死んだと知ってショックを受ける。

　と言う訳で、ハル・ベリーとダニエル・クレイグが出演する作品。
アクション映画じゃないです。
ハル・ベリー扮するミリーは、身寄りのない黒人の子供たちを世話していた。
黒人に対する警官の暴行などをきっかけに、ロス暴動が勃発。
ミリーらはこれに巻き込まれる。
ダニエル扮するオビーはミリーの隣人で、黒人を差別したりせず
彼もまた巻き込まれる。
結局、彼女も彼も暴動に巻き込まれましたと言う話で
暴動を通じて考え方が変わるとか、何か行動を起こすとかいう事はない。