平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

稲荷の狐の前掛け~イエスの磔刑

2016-06-13 11:32:10 | 古代史と聖書
ルネサンス初期のイタリアで宗教画を描いた修道士フラ・アンジェリコ。彼は宗教家的立場からイエスの磔刑を考察し、単に絵画的モチーフとしての俗的な構図とは一線を画したイエスの磔刑を描いています。彼にとって、イエスの脇腹を貫いたロンギヌスの槍は特別な意味を持っていたようです。


フラ・アンジェリコ イエスの磔刑

この絵は見た目が暗くて人気がないみたいですが、今回のテーマの説明には適していると思いネットから借りました→こちら

稲荷の狐の前掛けは赤ですが、赤は血の色を表しています。読者が考えたように、ヤコブのユダ(イエスの先祖)への祝福に、ユダはブドウで目が赤く、ブドウの汁で衣服を洗うとあります。歯は乳によって白いとも。

これは日本の国旗そのものですが、イエスは屠(ほふ)られた子羊なので、ブドウの赤はイエスが流した血を象徴します。ブドウの汁で衣服を洗うとは、イエスの流した血で衣が染まること。イエスが架けられた木も血に染まったので、稲荷の鳥居は特に赤いのです。

稲荷は、前回書いたようにイエスの頭上の罪状書きの短縮形INARIから来ていますが、キツネの前掛けはイエスの釘を打たれた点を結んだ三角形を意味します。血の三角形です。これをロンギヌスの槍の脇腹で水平カットすると四角形にもなります。




狐は木常と書くと常緑樹で榊になります。要するに生命の樹がキツネなのです。生命の樹にアンジェリコの絵をオーバーラップさせると、三角の赤はダアトを中心にした逆三角形となります。神社の鳥居は上の横木が長いですが、オーバーラップさせた画像で分かるように、十字架の横木が左右の柱より長いので、鳥居の形にパスをつなぐと上が長くなる理屈です。


イエスの磔刑と生命の樹の関係
生命の樹は通常の後ろ向きではなく前を向いている
左から慈悲の柱、均衡の柱、峻厳の柱の順
イエスが前を向いているのだから



左右の柱と、ケセドとゲブラーを繋いだパスが神明鳥居を構成する→鳥居の種類



この逆三角形を三角巾に見立てて後ろで結ぶと、結び目が「目」というダアトに一致します。ダアトは隠された知恵だから前から見えてはダメ。後ろで目を作って結ぶのが正しい。これが、ヤコブの祝福で目が赤いと表現されているのです。

実は、豊橋試聴会のメンバーに、目の血管が切れて右目が赤くなっていた人がいました。この出来事が今回の謎解きのヒントになっています。

生命の樹のパスをつなぐと、先(インリ)に書いた「王、由、主」などが表れます。







ナチスの逆卍に塗りつぶすと、知恵も理解も慈悲もなく、峻厳も栄光も勝利もない、美しさの否定となっていることが分かります。当然、隠された知恵であるダアトも見えない盲目の世界になっています。


ナチスの逆卍

イエスの磔刑は怖ろしい出来事で、だからこそ稲荷は不気味で怖ろしさに満ちている。けれど、イエスの磔刑を美化しないで当事者の女性のように見届ける覚悟があれば、少しも怖ろしいものではないのです。

霊格の低い人ほどペンタゴンの鬼を恐れる。なぜなら、自分に近い存在だから自分が飲み込まれる恐怖にさいなまれるから。恐れること自体、半分は鬼の精神波の餌食になっているとも知らず。知恵のない者は、逃げているつもりで地獄や鬼に飲み込まれているのです。誰とは言いませんが (;´Д`)

参考 太陽の周りに鳥型の巨大UFO→こちら

イエスの磔刑のY字の姿と同じ
コメント (15)
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