平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

セルビア戦

2016-06-25 22:42:01 | バレーボール
晴明神社に寄ってから見に行ってきました。元久光のミハイロビッチが出ていたので、ミカエルなら応援しないわけには行きません。確か、セルビアは4セット目に21-24から連続得点で逆転してセットを取り、最終セットは序盤からの優位を持続させて逃げ切り逆転勝ち。勝敗を分けたのは共通意識の差だと思いました。

セルビアはミハイロビッチが後衛に下がると連続失点するパターンで劣勢。守備が弱く、若い選手が力を出しきれていません。日本も二軍でしたが、敗色濃厚のセルビアに対し、これが五輪などの一発勝負ならもっと接戦になると隣の読者に話していました。それが当たった格好ですが、それまでもセルビアは自滅していただけで、ロシアにはないセンター攻撃とバックアタックがあります。

4セットめはミハイロビッチのブロックから流れを掴んでの逆転に見えますが、僕は違った見方をしています。それは、セルビアがコート内の6人全員で共通意識を持ったこと。例えば、ミハイロに上げるとセッターが意識したら、コート内の全選手が同じ意識を共有して一つの生き物のように動く。終盤のセルビアの統一感に比べれば日本は個々がバラバラに見えました。

セルビアは若手の19番ボシュコビッチなど、身体能力が高くて伸び盛りの選手がいる。11番のベリコビッチも25歳のミハイロビッチよりひとつ上なだけ。難しいポジションのセンタープレーヤーとしては伸びている最中。これらの選手は共通してスイッチを持っている。スイッチが入れば手がつけられないし、入らなければボロボロになる。安定したら凄い選手になるはず。

ロシアもそうだけど、セルビアも焦って自滅する選手が多いように見えます。逆に言うと、良い監督に巡りあえば伸びて強くなる選手が多い。何かとてもよい試合を見た気持ちになりました。

なお、出番のなかった佐藤あり紗さんは練習中に観客席に2度もボールを上げるサービス。斎田選手のように露骨に2階席に放り込む演出はありませんでしたが、ちゃんと目立つことは目立っていました (;^ω^)
コメント (4)
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