5月15日 ☀️ 静風 波1m 若潮 月齢24.9 旧暦3/26
今季も始まった天草船タコ。
本来なら6月あたりから始まるのですが数年前からGWあたりから行うようになり春を越した型狙いから水温が上がる数狙いへとなります。
なぜ早くスタートするようになったかは定かではないですが船長へ聞くと組合では期間指定するものはないとの事。
産卵期が終わり例年のように繁栄するよう資源保護の役割もあったはずだった。
ライトな釣りでもある為、客も増えるのもありますが釣れる魚種の時期的なものと有明海特有の潮加減もあります。
底を狙う釣りになり大潮回りだと全く釣りになりません。
俺の認識だとある船があるメーカーを招き客引きからスタート時期が始まったようにも思えてならない。
何の釣りでも一緒なんですがシーズン始まる頭には帳面消しのように我先にと行きたいのが釣り人の心情。
許可制なら難しいですが船が出すとなれば3月だろうが4月だろうが今期のスタートになる。
太刀魚だって年中釣れるようになり潮がデカくともタナが浅い為、釣りになりターゲットとなっています。
まぁ、今期もスタート時期を確認し、スタートダッシュ2日間お世話になってきまささた。
初日は予報通りに雨となり本降りの中でシェイク&シェイクしてきました。
中々、厳しかスタートでありましたがポツポツとアタリ、夏タコみたいな小さいのはなく型良く釣れました。
前にも書いてますがイカは雨が調子良くタコは雨はダメとの話には俺は完全否定としていました。
しかし2日目は晴れ間が広がり晴天に。
この日は大型が掛かる日でありましたが3度もカンナを伸ばされバラすと情けない話です。
電動でやってますがタコでのドラグ調整はかえって取り込みまで時間が掛かり柔らかいカンナを伸ばす原因にもなり巻き上げ速度での調整をしながらパワースプラッシュを耐えて早く寄せるやり方が良いです。
また弱めなセットだとアタリから引っ剥がす際に抜けなく張り付かれ専攻権を取られ負けてしまう。
しかし最近の小型リールもパワーがありすぎなのもありガンガン巻いているとパワースプラッシュ時に身切れかカンナを伸ばされるのもあり最初を引っ剥がしたら調整しながら早めな巻き上げでしなければなりません。
二日目は遊漁船の数も増えて厳しか中での激戦区となりました。
途中、かなり重たい物を掛けヤットの思いで上げた正体はタコ壺。
中にはスッテを抱いたタコが入っており出てきません。
船長は蛸壺の中に真水を入れるとタコはびっくりして外に飛び出してきました。
やはり水は嫌いなんですね。
数は少ないですが二日間で9杯、総重量16キロとの釣果でした。