6月29日 南南西4m 波1.5m 中潮 月齢1.8 旧暦6/3
大村湾へ注ぐ川棚川。
上流が住んでいる地域の川になるんですが、イベントに参加し川に住む魚達を勉強する会があったので楽しんできました。
年3回、講義があるんですが魚好きならば非常に為になる話。
名付けて「シーボルトの川づくり塾」
そして温暖化に繋がる魚の生態の影響なども分かればと思ったのが申し込みのきっかけです。
最終的には検定試験を受け認定を貰うように頑張らなければなりません。
シーボルトとどう影響があるのかというと長崎ではシーボルトはポルトガル船で来た話は歴史にも出てくる物語。
180年前、シーボルトが標本にした日本の動物、鳥、魚(海水淡水)をヨーロッパに持ち帰り広めたのが由縁だそうです。
結構、各地から参加者がいましてFB友達の荒野さんもお誘いしてたので我、娘も参加で最初は九州大学の先生の講義を受けます。
長崎県のレッドリスト達の海、淡水魚の区分けやこの地域に住む、また通し回遊魚する生態魚、水質や環境が及ぼす影響、魚道の必要性など講義、その後が実際、川に入り、魚を捕獲し生態調査など貴重な体験をしてきました。
近くの川に移動し、実技。
2頭のヤギがお出迎えしてくれました。
こういう川の横などにあるため池。
どういう生態がいるかというと・・・
アミで掬ってみると獲れたのがヌマガエルやドンコ
そしてレッドリストのドジョウ。
性別の区分けが胸鰭の形で丸いのがメス、半月になってるのがオスで基本メスがデカイとか。食用にされてるのは天然は殆ど少なく、メスを選んで出してるのだそうです。
タナゴも居そうなんですが産卵する貝類がないと生息できない。
そして本川の生態。
先生が投げ網入れて捕獲。
この網入れ、結構難しいんですが凄い上手でした。
カマツカが獲れたりギンブナなど。
ムギツカ
スジエビ
カワムツの雄の大型、ヤマブキが獲れます。
職人技がキマります!
カマツカの大型。
カワトンボのヤゴやスッポンまで。
川棚川生息種18種中、7種捕獲、うちレッドリスト3種。
ドンコ、カワムツ、ムギツク、カマツカ、ドンコ、ドジョウ、ギンブナ。
今回は一つのポイントしか行きませんでしたが次回は広範囲に。
娘も長靴を履いて川の中に入ってたんですが途中で素足ではいると足にヒルが
ビックリしてましたが子供も喜んでました。
ヨシノボリや大型のドンコなど川のロックフィッシュも次回になりそうなんで楽しみです。
獲れた魚達は優しく扱い、早めに川に返してあげてます。
いつかは鮎が上がってくる川へ