8月28日 北東4m 大潮
台風の影響もまだ無く、晴天の天候予報。
先週、本日の日曜の予定が空いていたので大村湾にでもと思って大漁屋さんへ連絡。
すると大漁屋さんもプライベート釣行がありお誘い頂きました。
今回の釣行は底物では近隣へ行った事はありますが船からは初めて。
場所は西海と五島列島を挟む間の五島灘。
西海市の圏内に入るのですが釣りをした方はご存知かも知れませんが場所により水深は非常に浅い所も。
水深が取れる圏内で真鯛・根魚狙いの鯛ラバとインチクを使った釣行となりました。
鯛ラバで壱岐対馬周辺での貝砂利瀬回りなどの釣行はあるのですが五島灘みたいに岩礁と海底が荒い根回り、真鯛は大型になると根回りに付きますので十分期待も出来ます。
それに場荒れしていない。
この周辺はマキエ規制や漁協からの制限があるので昔から守られてきました。
五島灘の外海からすると狭い水道の中に島が横並びで大小立島、江ノ島、平島など並んでいる為にその領域の水道は潮が早い。
おまけに北東の風に非常に弱く、行きは良いが帰りが恐いと急激なかけ上がりに島周りは浅いとなっている為にシケに弱いのです。
ポイントもこの水道内で島回りや各ポイントもある為にオフショアといえど何処でもって訳にはいきません。
潮の大きさなどで変わる潮の筋の読み、風と潮での船の流しなどオフでもそれなりの感が必要なのですね。
ソナーで海底の地形なので船の真下にポイントがあり魚も付いていたとします。
潮が早いと真下のポイントも仕掛けが立たないとポイントから外れてしまう訳なんで当然釣れる確立が薄くなります。
仕掛けを真っ直ぐ立たせるように釣り人も鉛の号数変更やそれなりの仕掛け、フォールスピードなど工夫をしなければなりませんが船には数名乗船しているのが普通。
自分一人だけ違う事をやっても他の方にオマツリしたり迷惑をかけてしまうので厄介なのです。
船では船長が釣らせるとの言葉を聴きますが船付け位置や投入タイミングなど色んな事の要素が含まれているのです。
船からとは最低こういうものなんですがルールの中で釣りをすると言った方が分かりやすいのかもです。
船は個人所有である大漁屋さんいわく真鯛を釣る釣らせる神様的存在のキャプテン。
大いに期待が膨らみます。
キャプテンのご友人の方、大漁屋さんと俺と4名で早朝4時出航。
まだ暗い中、早々到着。
海は凪いでいます。
準備をしていると夜が明けていきます。
同時に皆でスタート。
水深は17m~40m付近を狙いますが灘の潮の動きは早い。
テンヤや標準で合わせた重さでは太刀打ち出来ません。
早朝ではそう早い動きでもなかったので60gよりスタート。
すぐさまアタリが出始めます。
ファーストHITはキャプテン、しかも本命真鯛。
聞いていたとおり流石です。
大漁屋さんも「大村湾サイズや~」と言ってましたが本命真鯛。
ご友人の方がHITされて上がったのが!!
一瞬、アラ?と思うくらいのハタ。
3キロくらいありそうです。
タイラバにアタッてくるんですね。
ハタでもキジハタ・アカハタ・オオモンハタなど。
不思議とアラカブが1匹しか上がりませんでした。
俺も小さいですが塩焼きサイズ本命をGETで早々ボウズ脱出。
皆さんアタリが頻繁、活性がいいです。
そんな中、俺の竿に変化。
巻き上げで一瞬フっと軽くなり食い上げたあとの負荷が掛かったような無いようなモゾ~っとしたアタリ。
アワセを入れると掛かったがすぐに外れ止めずにまだ巻き上げ。
居た!。
2度目の食い上げアタリ。
2段アワセで喝をいれ巻き上げてましたがデカイ・・・
浮いて来ないしクラッチの滑り以上にラインを出されかなり締め込んできます。
少し浮きにかけたら急に軽くなりバラシてしまった。
針を伸ばされて開いてました。
弱い針でもなかったんですが魚が大きいと針が開いたり折れたりしますからね。
3キロ近い真鯛をキャプテンが。
大きい良型も出始めてます。
朝日が上がる中、俺にもマズマズの型が上がりました。
大漁屋さんにも3キロ位の真鯛も上がります。
凄いぞ五島灘。
日が昇る間でバタバタ忙しい。
活かせるのはイケスへ。
弱りかけているのは氷漬けへ。
夏場の氷は重要です。
ハタ、アコウなど根魚も度肝サイズが上がります。
キャプテン、ご友人の方、根魚バリバリ釣ります。
俺もボトムを叩くように誘ってみましたがポイントが外れ皆にもアタリが遠のく。
懲りずにまだボトムを誘っていましたらこんな物が。
ポッポ(イラ)×4匹
イッサキではアリマセン、フエフキ。しかも
一個のラバに2匹フエフキが同時に上がってきました(爆)
フエフキ多数。
中にはこのような珍魚。
ポッポの黒ラインが無く尾びれが短い。
アマダイ??違いますね、ポッポの仲間なのか分かりませんがフエフキ、ポッポはリリース。
時合いがはっきりしていて潮通しや船が流れるラインで変わってしまう。
潮が通すとこに船を置き直ししたらすぐHIT。
日中はかなり暑くなりました。
風も無く照り続けます。
昨日の落し込み釣りから帰り2時間睡眠で来ましたが流石にこたえそうですがアタリがあると復活!(笑)
下げ潮が本通すようになればかなり早い。
凪ぎのなかでネタ~とした海面が潮の流れでこうなっています。
この早い潮の中で小さい烏賊も居ました。
マズメの釣果の様にいかないが日中でも少しづつ追加。
しかしカナトフグの大群に当たって来るのはカナトオンリー。
イタズラされ嫌気がさっしていたころ時間が時間なので終了。
午後1時過ぎ、納竿。
心地よい風の中、五島灘を後にします。
崎戸大島からも見える島を半分に切ったような片島を横手に。
始めて船から五島灘へ竿を出しましたが魅力があるエリア。
近くの船からもいい真鯛が上がってました。
魚がデカく遠目より撮影したので小さく見えますが左上の白長靴サイズで大体分かりますよね。
真鯛もですが根魚のサイズも凄かったです。
真鯛は結局俺は3枚。
そのほか多数も。
最後に皆さん、自分が釣ったのだけでじゃなく船での釣果で粋な心使いで皆で分け合い俺も根魚を少し頂ました。
非常に楽しい釣行でしたが、これでもかって位に日焼けバリバリです。
お誘い頂きキャプテン始めご友人の方、大漁屋さん有難うございました。
やはりキャプテンよく釣られてました。
※ 昨日の海香より
まだ残暑進行形!