今、多くの自治体が小中学校の教員不足に悩んでいるとのことだ。
過去数十年の間、少子化傾向が続いておりそれでもなお教員不足とは意外な気もするがやはり教員に求めることが増えているのだろう。
筆者が小中学生時代は1クラス60名を超えていたが昨今では1クラス20名程度と聞く。
これはこれで教育の質が向上するわけだから結構なのだがそれでもなお教員の負担が増してるというのなら至急抜本的対策を講じるべきだ。
筆者が社会人になったころよく「デモシカ先生」という言葉が社会に流布されていた。
曰く「先生でもやるか」「先生しかできない」という言わば教職を揶揄した表現だったように記憶しているが今はとてもそんな状況ではない。
教育は人を育てる、ひいては国を支える崇高な事業なのだからいささかも疎かにしてはいけない。
各自治体は教員のなり手確保に躍起だが奨学金返済の一部減免や教員専用住宅の確保拡充など全国共通の施策についてはもっと政府が主導してもいいのではないか。
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