マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

G20 財務相・中央銀行総裁会議における米英加の途中退席に思う

2022-04-21 11:07:41 | 国際問題
先日開かれたG20 財務相・中央銀行総裁会議においてロシアの財務相がオンラインにて出席、発言しようとした際米英カナダなど西側諸国の出席者が一斉に退席したとのことだ。
ロシアのウクライナ侵攻に対する抗議する意味であることはよく理解できるが侵攻に直接かかわっていない(と思われる)財務相に連帯責任を求め折角の財務相会議を無にするのは如何なものか。
逆にロシア財務省の発言に耳を傾けその窮状に中から戦争縮小の糸口やより効果的な経済制裁のあり方などが分かるのではないかと思うのだ。
聞く耳も持たずただボイコットするだけでは何も生まれてこない。
折角の会議の場であるからキチンと対話すべきだと思うがどうだろう。
その意味では日本からの代表は退席しなかったというからよかったと思う。
しかしながらそれで日本が(米英退席後)何か建設的な議論をリードできたかというと今のところ何も聞こえてこない。
ただ席を温めていただけであればあまり意味がない。
米英退席後こそ日本がそのプレゼンスをアピールすべきだったが実際はどうだったのか?
退席もしないが会議のリードもしない、としたらちょっと情けない。

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