ニデックがブラジル企業と合弁で「空飛ぶ車」の部品事業に参入する。
ニデックは社名変更以前は地味な企業の印象があるがあの社名変更CMによって随分企業イメージが変わった。
経営指導体制も板についてきたように思う。
今回の「空飛ぶ車」部品ビジネスもその一環かもしれない。
それにしても今回の事業提携先がなぜブラジル企業なのだろうか。
提携先のエンブラエルはそれなりに実績のある会社なのだが日本企業でないのは甚だ残念である。
特に航空機分野は民間ジェット機も先ごろ中国に追いつかれてしまった、というか日の丸ジェット機は全く就航のめどが立っていないのだ。
「空飛ぶ車」も折角部品ビジネスがスタートアップするのだから完成車ビジネスもあってもいいと思う。
それにしても日本の製造業の長期低落傾向が気になる。
昔だったら通産省〈現経産省)あたりがいろいろ動いたところだろうが最近はとんとそんな話も聞かない。
部品メーカーだけが頑張ればいいというものでもないだろう。
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