「病院が避難所のようだった」とは愛知県から能登地震の被災地にある病院に駆け付けた応援医師の言葉だ。
この言葉は今回の能登地震の特性を物語っているのではないか。
地震直後は意外と「被害が少なくてよかったねぇ」と思ったものだが被害の全貌が明らかになるにつれ生活インフラを破壊され多くの生活困難者が発生していることが判明している。
生命に危険こそ脱したものの劣悪な生活環境に取り残されている被災者が数多く存在するのである。
首相は「(全面復旧に向けて)経費を惜しむものではない」と言明しているがカネをかければすぐにでも生活環境を取り戻せるかと言えば答えはノーだ。
それにしても地震被害というものは一つひとつ中身が異なるものだ。
この能登地震だって東日本大地震とも阪神淡路大地震とも熊本地震とも被害のあり様が違う。
そんな下で今「二次避難」が俎上に上っている。
一次避難所の生活環境が劣悪なうえ避難の長期化が避けられないため更なる避難所探しが急務になっているのだ。
これも今回の地震被害の特性の1つだろう。
今こそ石川県知事の出番だが馳知事は今どこで何をやっているのだろうか、・・・いささか気になるねぇ。
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