かって「目白御殿」と称された旧田中角栄邸が失火で焼失した模様だ。
田中角栄氏と聞いて思い出すことがある。
氏は毎日寝る間際に枕元にメモ用紙と筆記用具を用意していたということだ。
睡眠時間帯にひらめいたアイディアを忘れないうちに書き留めるためだ。
「コンピュータ付きブルトーザー」はそれなりに努力していたんだ。
もう1つ、愛弟子の竹下登氏(のちに総理)が政策集団「創生会」を立ち上げたときには自らに対するクーデタと受け止め、その後説明のために角栄邸を訪問した竹下氏を(会うことなく)追い返した話は有名だ。
これは側近の話だがこれ以降田中角栄氏は愛飲していたオールドパーを時折浴びるように飲んでいたという。
こんな飲み方をしていたら脳梗塞の遠因になったかもしれないねぇ。
いずれにしてもこれらの舞台裏になった角栄邸は今はもうない。
1つの時代が去ったんだねぇ。
それはそうとしてこの屋敷に住んでいた長女の真紀子サンが「線香に火をつけていた」と火災原因について触れていたがついぞお詫びの言葉はなかった。
「不遜」の精神は着実に引き継がれているようだ。(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます