政倫審の開催を巡って与野党間がヒートしている。
例の「政治とカネ」問題の全容解明が一向に進まないからねぇ。
当初自民党は安倍派の塩野谷座長と二階派の武田事務総長の政倫審出席でその場を凌ごうと目論んだが野党はこれに納得せず逆に51名の疑惑議員全員の出席を要請した。
ここで何らかの化学変化(?)が生まれたようだ。
何と安倍派の幹部経験者が次々に政倫審に名乗り出るようになったのだ。
いわゆる5人衆の中で1人残された萩生田前政調会長は以前「明確な基準が公表され、対象となるのであれば出席を拒むのではない」と公言していたが今何を思っているのだろうか。
かっては「抜け駆け」をしたつもりが今ではただ1人取り残されてしまった。
今から何も基準がないまま自ら出席を志願するのもおかしいし、かといって1人だけ出席しないのも「逃亡者」の汚名を免れかねない。
政局読みの達人もどこかで蹉跌があったのかな?
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