松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

射方八節(足踏み)

2007-10-18 20:39:22 | 和弓と櫨
しばらく櫨日記じゃなく弓日記にもなるみたいです。
今日は弓のお稽古二回目でした。
弓道の基本、射方八節を習いました。
射方八節とは弓道の基本姿勢を八段階に分けた動作です。
この射方八節を完璧にこなすことが、
弓道上達の道とされています。

初心者の私は既に最初の一段階目「足踏み」からつまづきました。

最初に足を揃えて立つんですけど、
ぼーっとして、気がついたら足を揃えてないわけで、
特に弓のことばかり考えてると、足下がおろそかになります。

まずきれいに足を揃えて立ち、手は横の腰の位置に置きます。
この姿勢からして、普段のだらけた猫背じゃないので
体がミシミシ言っています。
立ってばかりいても仕方ないので、
次に顔を的に向かってしっかりと見ます。
これを「物見(ものみ)」と言い、
首の骨が真っ直ぐになるまでしっかり首を回します。
回しすぎて痛くなるくらい回しました。
ただ、弓道は向かって左しか見ないので、
弓を引かない時には右を「物見」だけでもした方が
いいんじゃないかと思います。

私はあちこち気になるところがあるので「物見」した後
うろちょろと視線がさまよってぐらぐら頭を動かしてしまいますが
そういう落ち着かない動きは厳禁です。

できるだけしっかり「物見」したままの姿勢で
左足を横に踏み出し、
その後右足をその左足にちょんと合わせた後、
扇型に右足を横に踏み出します。
広げる足幅は片腕を広げた幅。

足下を見ないで、決まった足幅を開くには慣れしかありません。
何回もやってみますが、なかなか足幅が安定せずに苦労します。

まだまだ、弓を握るまでには相当時間がかかりそうです…。

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