松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

射方八節(胴造り)

2007-10-19 22:05:40 | 和弓と櫨
足踏みはまだまだマスターしていないものの、
先を習うことになりました。

胴造りです。
腰を据え、膝の裏(ひかがみ)を張り、しっかりと立ちます。
その時、丹田(下腹部)に息をおろします。
重心はやや前に、といっても肩と腰と足が、
地面から一直線に垂直になっていなくちゃいけません。

「弓は上半身だけで引いてるように見えるけど、
お腹と腰が重要なんだよ。」と先生から言われた時、
ふとあの漫画のこのシーンを思い出しました。

---以下引用---------------

山岸凉子作「テレプシコーラ」一巻 メディアファクトリー より
(C)2001Ryoko Yamagishi

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ふう、難しいもんです。
だいたい、気持ちが高ぶっている時は、
どうしても肩に力が入っちゃうんですよ。
なんとか気を落ち着けて、お腹と腰を安定させようとします。

すると「うなじを伸ばして真っ直ぐに立って!」と再び声をかけられて

-----以下引用-------------

同上 より
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そうです。一本の糸に引っ張られたうなじは、宇宙に伸びています。
…と思って、なんとか気分だけでもバランスを心がけます。

次はいよいよ「弓構え」(ゆがまえ)です。

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